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【怪談】テケテケの怪談を紹介‼︎怖くて夜眠れなくても責任取れません

怖い女の人オカルト

 あなたは「テケテケ」を知っていますか?

 下半身がなく、上半身のみで襲ってくる幽霊というイメージが強いでしょうか。

 怪談では定番として語り継がれているので知っている人は多いかもしれませんね。

 今回は、テケテケの怪談を画面の前のあなたに紹介させてください。

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テケテケ

女の人の手

 それでは、テケテケとはどんな幽霊なのかを紹介します。

テケテケとは

 テケテケとは、下半身がない姿で語られる幽霊、または妖怪の呼び名です。

 テケテケの名前の由来は、両腕を使って移動するときに「テケテケ」と音がするため、この名前がついたのだとか。

テケテケの特徴

①時速100〜150㌔の速度で追いかけてくる
②腕や肘を使いながら追いかけてくる
③顔は童顔で可愛らいしい笑顔を浮かべながら追いかけてくる
④追い払う呪文を言えないと恐ろしい目にあう
⑤階段は上れないため、襲われた場合は階段を上れば助かる

 この速度で追いかけられれば、自動車に乗っていても逃げられませんね。

 しかし、童顔で可愛らしい笑顔を浮かべながら追いかけられるというのも、逆に恐怖心が掻き立てられそうですよね。

 ②の呪文はどのような呪文を唱えれば助かるのでしょうか。

 答えは、「地獄に堕ちろ」だそうです。

 これは後ほど解説しますね。

テケテケは何故生まれたのか

 テケテケがどのような幽霊かは伝えることができました。では、何故テケテケという幽霊が生まれたのか、解説したいと思います。

北海道での悲劇

 テケテケが生まれたのは、北海道での悲劇が原因と言われています。

 そして、テケテケは女性(中学生・高校生)として語られることが多いですね。以上を踏まえて解説します。

 冬の北海道での出来事。ある女性は家路につくためか、用事があるのか、外出していました。

 ある線路を通った時です。雪で線路が視認することができずに女性は足を取られてしまいました。

 そこに電車がきて轢かれてしまったのです。

 女性は、下半身と上半身が生き別れとなってしまいましたが、不幸なことに、気温が急激に下がっていたため、血液は凍結し、即死には至ることができませんでした。

 女性は必死に自身の下半身を探しますが、見つけることができずに息絶えてしまいました。

 この女性の怨念が幽霊となり、テケテケとして語り継がれることになったようです。

 ですが、テケテケは自身が死んだことに気づいておらず、今でも下半身を探し求めているとのこと。

 先程の②の呪文「地獄に堕ちろ」はテケテケに死んでいることを気付かすことができるため、戸惑う、または成仏している最中に逃げることで助かるということですね。

童謡「サッちゃん」との類似点

 テケテケが生まれる原因となった、北海道での悲劇ですが、「サッちゃん」との類似点があります。

 それは、幻の4番に含まれていた都市伝説です。

 下記に記事を載せておきますね。興味がある方は是非ご一読ください。

 【童謡】「サッちゃん」【都市伝説】

怪談:テケテケ

 最後に、テケテケの怪談を載せておきますね。知ってる方も、初めての方も、楽しんでいただければ幸いです。

 ですが、夜眠れなくなっても責任は取れませんので悪しからず。

テケテケ

 高校の学園祭まであと3日、私は友達のA子と一緒に出し物の看板作成に勤しんでいました。

 学園祭まであと数日ということで、急ピッチで作業を進めないといけないのですが、すでに学祭テンションになっていたA子は普段より饒舌であり私語も多かったです。

 色々な話をしましたが、特に印象深い話がありました。

 A子「昨日、友達からこの話を聞いたんだけど、知ってる?」

 …

 北海道の1人の女子高生の話なんだけど、その日は気温がかなり低くて雪が積もってたんだって。

 その子は学校の帰りだったんだけど、雪が積もってるせいで踏切の線路に気づかずに足がはまっちゃったの。

 すぐに抜けたらよかったんだけど、なかなか抜けなかったみたい。

 そうしているうちに電車が来ちゃって、その子、轢かれちゃったの。

 その時上半身と下半身が真っ二つに別れたんだけどね、気温が低いせいで血が固まっちゃってすぐには死ねなかったみたい。

 助かると思ったのか、下半身を探しているうちに死んでしまって…

 今でもテケテケって幽霊になって下半身を探しているらしいよ。

 …

 A子は私が怖い話が苦手なのを知っていて、なんでそんな話をするんだろうと私は思いました。ですが、A子の話は終わってなかったのです。

 A子「この話を聞いた人は、3日以内に10人に同じ話をしないと、テケテケが来て下半身を取られるらしいよ」

 A子は怖がっている私を見て楽しみたかったのです。

 A子「そんなに怒んないでよ。ただの噂だよ。噂。」

 そう言い準備を再開するA子。学園祭では部活動の出し物の準備もあるため、A子とはあまり顔を合わすことがなかったのですが、これが彼女と交わした最後の雑談になるとは思っても見ませんでした。

 学園祭当日、彼女の姿はありませんでした。

 私は風邪か何かで体調を壊したのかと思いましたが、ホームルームで担任の先生より信じられないことを聞きました。

 先生「昨日、A子は事故にまきこまれて亡くなってしまいました。詳しいことは何もわからず、警察も…」

 私は突然の出来事を飲み込むことができずに呆然としていました。クラス中が騒然としている状態ではありましたが、何事もなく学園祭を終えることができました。

 帰りのホームルームでは、触れてはいけないと思ったのか、誰もA子について話をすることはなかったです。

 帰り道、意識していないのにA子との思い出が浮かび上がってきます。

 一緒に遊んだ、勉強もしたよね。学園祭の準備だって…

 準備…?

 ふと前方に目をやると、数メートル先の曲がり角に何か人のような影が見えました。

 人のような、というのはあまりにも姿勢が低く、頭の位置が異様に低いのです。

 そう、まるで地面を這っているかのように…

 「テケテケ…」

 人のような影がものすごい勢いで私の元に走ってきます。

 正確には、走って、ではなく、這ってきます。手を鎌のように振りまわりながら…

 その時の音をあえて言葉に変えるなら…

テケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケ

まとめ

冬の雪が積もった踏切

テケテケは北海道の悲劇が生んだ幽霊・妖怪だった
童謡:「サッちゃん」の幻の4番との類似点がある
この話を聞いた人は3日以内に10人(5人という説も)の人に同じ話をしないと、テケテケがくる

 以上で、【怪談】テケテケの怪談を紹介‼︎怖くて夜眠れなくても責任取れませんを終わります。

 他にも、【怖い話】社会問題にまで発展した口裂け女の生まれた理由、怖い話、対処法を紹介という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読ください。

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