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【一度はハマる】指スマの起源と正式名称、遊び方と必勝法をわかりやすく紹介

指スマを行っている子供三人遊び

 あなたは「指スマ」を知っていますか?

 「聞いた事ない」という人も、実際に見てみると「知ってた!」となるでしょう。

 正体は、↑の画像です。

 そう、子どもの頃に誰もが一度はハマる指遊びの一つです。

 今回は、【一度はハマる】指スマの起源と正式名称、遊び方と必勝法をわかりやすく紹介したいと思います。

 他の記事も気になると言う方は下記を参照下さい。

 【今話題】盛り上がること間違いなし!英語禁止ゲームの必勝法を徹底解説【みんなで楽しもう】

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指スマ

指スマを行っている女性

 それではまず、指スマの起源から見ていきましょうか。

指スマの起源

 長く親しまれている指遊びの一つ、「指スマ」。

 明確な起源は存在していません。今では暇つぶしや勝負事に用いられるこの伝統的な遊びなのですが、いつから存在して、どのように伝わったのかは定かにされていないのです。

 ですが、起源かもしれないという説は存在します。

 それは…

  • 「数拳」
  • 「長崎拳」
  • 「相場拳」

 となります。長崎拳は数拳からの派生となるのですが、指スマの起源となった可能性が高いので、一緒に紹介しますね。

数拳

 数拳というのは、中国の拳遊びの一つになります。

拳遊び(けんあそび)

二人、またはそれ以上で行う。手の開閉、または指の屈伸などによって勝負を競う遊戯。手だけでなく身体全体を使用するものもあるが、基本的には形によって勝敗を決める。

 中国から日本に最初に伝わったのは長崎だそうです。そして、16世紀後半から徐々に広がり、18世紀の初め頃には日本中に広がっていったのだとか。

 「長崎拳」「崎陽拳」とも呼ばれていました。

 崎陽拳の「崎陽」とは、漢学者(漢字を研究する人)たちによる長崎の異称のこと。

数拳(かずけん)のルール

①二人が互いに片手の指で数を示す
②同時に双方の出した数の合計を言う
③当たった方が勝ち

 ルールは単純明快。互いに数を示し、合計を当てるというもの。ちなみに、数は「0〜10」の11パターンとなります。

 指スマのルールと酷似していますね。

長崎拳

 数拳が長崎拳と呼ばれるようになった頃には、大人が主に遊んでおり、酒の席で行われる事が多かったそうです。

 子どもが中心に楽しんでいる指スマ、始まりは大人が起源だと考えると面白いですよね。

相場拳

 相場拳とは、お座敷や酒の席で遊ばれていた拳遊びになります。

 株拳(かぶけん)や堂島拳(どうじまけん)と呼ばれることもありました。

相場拳(そうばけん)

株取引の立会人の動きに似ているためこの名前となった。
世界初の取引所となるのは大阪の堂島という地名。堂島拳はここから名前を得たと推測される。

 この相場拳にも、指スマと似通った面がいくつも存在します。

相場拳のルール

①二人で向かい合って立つ
②手を軽く握り、両手を前に出す
③「いっせーのせ」の合図で、一緒に数字を宣言する
④同時に手を開くか、握ったままにし数を示す
⑤宣言した数字と二人の合計数が合えば勝ち

 ※手の形による示される数字
 両手を握っている⇨0 片手を開く⇨5 両手を開く⇨10

 指スマも同様に、両手を握ったまま、片指を上げる、両方上げるの3パターンと考えると、起源として十分可能性がありますよね。

指スマの正式名称

 昔からあるこの遊び、呼び方は地方や人によって異なっていました。

 関東地方では「いっせーのせ」関西地方では「いっせーので」と呼ばれる事が多かったそうです。

 他にも、「いっせっせ」「ちっちーの」「ばりちっち」など様々に呼ばれています。

地域ごとの呼び方

札幌・新潟⇨「うー」
静岡・山梨⇨「せっさん」
秋田⇨「たこたこ」
福井⇨「るんるん」
千葉⇨「ちゅんちゅん」
愛知⇨「びーむ」
大分⇨「あらし」

 他にもどの地域で呼ばれていたかは不明ですが、「ぎんぎらぎん」「そろばん」「じんち」「ぴこぴこ」「せろせろ」など呼ばれていたそうです。

 さて、様々な呼び方があったのは紹介しましたが、現状、「指スマ」という固有名詞で覚えている方が多くなっています。その理由として、某有名番組が一役買っていました。

 それは、「SMAP×SMAP」通称:「スマスマ」です。

 1996年(平成8年)の4/15〜2016年(平成28年)12/26まで毎週月曜日の22時からフジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組になります。

 この番組内のゲーム企画で登場したのが、「指スマ」になります。

 番組内で「指スマ」と呼ばれていたことにより、正式名称と称しても問題ないほど全国で認知されていきました。

 番組内では、名称の由来などは説明されていませんでしたが、簡単に推測する事ができます。

 式としては以下のようなものでしょう。

 「指で遊ぶ」+「スマップ」=「指スマ」

 簡単ですよね。今まで様々な呼び方で親しまれてきたこの遊び、SMAPの手にかかれば一瞬で命名されてしまいます。

 ですが、各々の地域特有の呼び方については根強く残っているため、現在も通用するでしょう。無理に呼び方を統一するのではなく、周りの呼び方に合わせて呼ぶのもいいと思います。

指スマの遊び方

 ここで指スマの遊び方についておさらいしておきましょう。

指スマの遊び方

①人数は二人以上であれば可能
②ジャンケンなどで初めの親を決める
③参加者全員で輪になり手錠をかけられたような形で両手に拳を作る
④親は「指スマ」「いっせーのせ」などの掛け声の後に「1」や「3」などの数字を宣言
⑤子は(親も含む)親の掛け声と共に、親指を上げる、または何もしないなどで数を示す
⑥子の(親も含む)示した数と、親の宣言した数が合えば、親は片方の手を下す事ができる
⑦数が合っていない場合は、手を下せない。一回の宣言ごとに時計回り、反時計回りに親を回す
⑧両方の手を下すことができた人が勝ち

 以上が指スマの遊び方となります。懐かしいこの遊び、思い出すことができたでしょうか?

 それでは、お待ちかねの必勝法について紹介しますね。

指スマの必勝法

 指スマの必勝法は2人の時と複数の時とで手法が異なります。

 それぞれ紹介させてもらいますね。

指スマ:2人

 2人の時の必勝法は下記のラインナップとなります。

  • 自分の指は上げない
  • 相手の傾向・癖を読み切る
  • 心理戦を仕掛ける
  • 先攻を取る
自分の指は上げない

 これ、物凄く大事です。

 何が大事なのか…それは「選択肢を減らす事ができる」からです。

 選択肢が多ければ多いほど、当たる確率は低くなり、外れる確率は多くなる…

 これは誰が見ても同じ回答になると思います。

 では、「選択肢が減る」とどうでしょうか?

 答えは簡単。当たる確率は高くなり、外れる確率は低くなります。

 これを実践するのが、「自分の指は上げない」です。

指スマの選択肢

相手⇨片方の指を上げる 両方上げる 両方上げない
自分⇨片方の指を上げる 両方上げる 両方上げない
計6パターンとなる。

 上記の通り、一回正解を出すためには、この6パターンの中から的中しなければなりません。

 ですが、自分の指を上げなければどうでしょう…?

 自分を除外して考えれば、相手の3パターンのみ…

 選択肢が半分になりました。これだけでも勝てる気がしませんか?

 相手は6パターン、自分は3パターンから選ぶ…

 勝利は手にしたも同然かもしれませんね。

相手の傾向・癖を読み切る

 相手の傾向を読み切ることで勝利へと近づきます。

 確実に相手の心を読むことはできませんが、ある程度の傾向は分析する事ができます。

相手の傾向例

最初は両手の指を上げる傾向にある
終盤に近づくと、必ず指を上げる
なんか「0」が多い。「0」と言いたいだけかも
必死なのをバレたくないから指をあまり上げない   etc.

相手の癖例

掛け声を言う前に指を上げてしまっている
片方だけ上げる時は、掛け声の前に上げる手を見つめる
両手の指を上げるときは勢いよく振り上げるような動作が入る
自分が上げない時は瞬きが多い           etc.

 これらはあくまで例ですが、相手を観察し続ければ、必ず傾向や癖を見つける事ができます。

 「そこまでして勝ちたいのか」と思う人もいるでしょう。

 ですが、「勝つためにはそこまでしなければならない」のも事実です。

 偶然で得た勝利には意味がありません。必然で得たものこそ勝利と言えるでしょう。

心理戦を仕掛ける

 心理戦を仕掛ける、と言っても難しいことはありません。

 メンタリストでなくてもできる簡単なお仕事です。

 ここでは、誰でもできる心理作戦2つを紹介しましょう。それは…

 「急に勝負を仕掛ける」「手の高さを変える」です。

 「急に勝負を仕掛ける」ことにより相手は焦ります。人は焦った際には思考が鈍り、流れに任せた行動をとってしまいがちになります。

 これを読んでいるあなたも身に覚えがあるかもしれませんね。

 咄嗟にジャンケンを仕掛けられた時、決まった手を出してしまいがちではありませんか?
 急に呼びかけられた時、決まった方向から振り向いていませんか?

 これは完全に流れに身を任せた結果ですよね。1つ上の必勝法である、傾向・癖とも似通った部分にはなります。

 では、指スマではどうなるのでしょうか?その答えは…

 「両方の指を上げてしまう」です。

 筆者も試しにこの方法を試みると、かなりの確率で両方上げてくれます。もちろん人には寄ります。

 確実性はないですが、勝利への確率を上げることへは着実に近づくでしょう。

 もう1つは、「手の高さを変える」です。

 左右の手の高さを微妙にずらしてみてください。露骨にずらしてはいけませんよ。

 少し。よく見ると少しずれているくらいに。

 こうすることにより、左右のバランスがずれ、片方の手に無意識ではありますが注目してしまいます。

 片方に無意識に注目してしまうということは、無意識に「片方の指を上げる」と思い込んでしまうということ。

 つまり、「相手の宣言する数字をコントロールする事ができる」ことに繋がります。

 「攻め」だけでなく、「守り」の必勝法であるという事ですね。

 この紹介した心理戦は、あくまで勝負のアクセントとして覚えておいてください。

先攻を取る

 これには理由が2つあります。

 単純明快。

 「宣言できる回数が多いほど有利」「上記3つの必勝法を最初に実践できる」

 「宣言できる回数が多いほど有利」はわかりやすいですよね。先攻ですから、相手より先に宣言する事ができます。

 先攻1 後攻0

 の攻撃回数になります。次が後攻の宣言ですので…

 先攻1 後攻1

 になりますよね。そしてまた先攻の宣言…

 先攻2 後攻1

 つまり、宣言回数が同じ、または多くなることはあっても、相手より低くなることはないため有利に進める事ができる…という理屈ですね。

 次に、「上記3つの必勝法を最初に実践できる」についてですが、宣言回数も多くなり、尚且つ2つの必勝法を実践できるので、勝率は高まりますよね。

 それだけでなく、もし、相手が同じように必勝法を知っていた場合、やはり先攻にて宣言回数が多く、先に多くの必勝法を実践した方が勝利に近づきますよね。

 なので、以上を踏まえて「宣言できる回数が多いほど有利」「上記3つの必勝法を最初に実践できる」という利点があるため、先攻を取ることが重要となります。

 ですが、毎回毎回運良く先攻を取る事ができるなんて都合のいいことは起こりません。ならどうするか…

 答えは下記を参照ください。きっと素敵な回答が見つかるでしょう。

 【必読】ジャンケンの必勝法をわかりやすく徹底解説【人生得する】

指スマ:複数

 複数の場合の必勝法は簡潔に1つだけです。それは…

 「大数の法則を利用する」

 ただこれだけ。大数の法則と聞くと、なんだか難しい感じがしますが、簡単に説明しますね。

 表と裏の確率1/2を当てるコイントス、あなたもやった事があると思います。

 確率で言えば1/2ですが、実際はどうですか?

 表が連続で出ることもあるでしょう。裏が5回以上続くこともあるかもしれません。

 確率は1/2ですが、実際は違うように感じてしまいます。

 ですが、それは試行回数が少ないからです。限りなく回数を重ねると、最初は偏った結果が続いても、徐々に確率は1/2(平均)に近づいてくるそうです。

 俗に言う「確率の収束」ですね。

 これが大数の法則になります。

 これを指スマに応用すると…

大数の法則を利用した指スマ必勝法

3人⇨指の数6本⇨3本
4人⇨指の数8本⇨4本
5人⇨指の数10本⇨5本

 ※自分の指は上げない、カウントしない

 このように、人数分の指の数の真ん中が出る確率が多いという結果になります。

 つまり、宣言すべきは、真ん中の数字ということですね。

 もちろん、確率が収束するというだけの話ですので、偏ることも十分あり得るでしょう。

 ですが、出やすい数字を宣言し続ければ、勝ちも次第に見えてくるでしょう。

まとめ

親指を立てる

指スマの起源には中国の拳遊びが深く関わっていた可能性がある
指スマの名前の由来は、国民的アイドルスターが関係していた
必勝法を使って勝利を掴み取れ

 以上で、【一度はハマる】指スマの起源と正式名称、遊び方と必勝法をわかりやすく紹介を終わります。

 他にも、【必勝法】あっち向いてホイの必勝法をわかりやすく徹底解説という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読ください。

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