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【怖い話】社会問題にまで発展した口裂け女の生まれた理由、怖い話、対処法を紹介

赤いマスクで顔を隠している女 オカルト

 あなたは「口裂け女」を知っていますか?

 マスクをつけていて、口が耳まで裂けており、「私、綺麗?」と聞いてくる女性の話ですよね。

 この有名な怖い話、実は社会問題にまで発展したそうですよ。

 今回は、口裂け女の社会問題にまで発展した経緯、生まれた理由、怖い話のおさらいと対処法を紹介したいと思います。

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口裂け女

夕暮れに染まる女

 それでは、社会問題に発展した経緯について紹介しますね。

社会問題化

 口裂け女は1978年ごろから流行しました。

 現在では、韓国や中国でも有名な話として広まっています。

 そんな口裂け女ですが、当時の小・中学生に強烈な恐怖を与えていました。

 それは、一部地域の学校で集団下校を強いられるほどです。

 口裂け女が語り始められたのは、1978年の12月の初めに岐阜県から発祥したと言われています。

 マスコミに報じられるようになったのは、1979年の1月26日の岐阜日日新聞でした。

 そして、「週刊朝日」にて1979年の6月29日号に口裂け女の記事が掲載されたのですが、その内容は、岐阜県本巣群真正町で農家のおばあちゃんが母家から離れた位置にあるトイレに向かう際に、口裂け女を見て腰を抜かしたという内容でした。

 また、1979年の6月21には、姫路市の女性がいたずらで口裂け女の格好をし包丁を持ってうろついていたところ、銃刀法違反容疑で逮捕されたという事例もあります。

 口裂け女は、語り初めからわずか半年程で全国に広まり、多方面に恐怖心を植え付け社会問題にまで発展しました。

 今では、漫画や小説、映画などのメディアでも取り上げられており、恐怖の対象として捉えられることは少なくなっていますね。

口裂け女の生まれた理由

 では、何故口裂け女と言う怖い話は生まれたのでしょうか。見ていきましょう。

妖怪説

 1754年に美濃国郡上藩での郡上一揆後に多くの農民が処罰されtのですが、その農民の怨念が色濃く残っており、それが具現化して妖怪になったとの説です。

 その妖怪が、時を経て口裂け女として語られたという説です。

恋人に会いにいくために変装した姿がモデル説

 明治時代に滋賀県信楽にて、実在していた「おつや」という女性が恋人に逢いにいくのですが、山を越えなくてはいけなかったそうです。

 女性1人での山越えは危険なため変装することにしたのだとか。

 白装束に白粉を塗り、頭髪は乱して蝋燭をつけ、三日月型に整えた人参を口に咥え、手に鎌を持って山を越えたそうです。

 その姿が、口裂け女のモデルになったという説ですね。

子どもへの警告説

 当時は、現在みたいに携帯やスマホを子供に持たせている家庭も少なく、子どもの所在が把握しにくく、また夜遅くまで遊ぶことを憂いていた家庭も多いでしょう。

 また、裕福ではない家庭が子どもの塾通いを諦めさせるために、口裂け女を抑止力として流したという説もあります。

整形手術失敗説

 整形手術を行った際に、失敗して口が耳まで裂けてしまい理性を失った女性が正体だという説ですね。

口裂け女の特徴

 ここまで有名な口裂け女、どのような特徴があるのでしょう。紹介します。

口裂け女の特徴

口が耳まで裂けており、普段はマスクを着用している
赤いベレー帽、赤い服、赤いハイヒールを履いている(白で統一されているという噂も)
目は狐、声は猫に似ている
複数の凶器を所持している
100mを6秒で走り抜ける
空中に浮く

 空中に浮くそうです。しかも100mを6秒で走られては、遭遇したら逃げれませんよね…

 また、一説ではすごい身体能力を持っており、力も一般人では抵抗できないほど強いらしいです。

 そんな口裂け女、遭遇した際はどのようなことをしてくるのでしょうか?

口裂け女は何をしてくる?

「私、綺麗?」と聞いてくる。肯定するとマスクを外し「これでも?」と再度訪ねてくるが、その際に口裂け女の機嫌を損ねると襲われる

 これが一般的ですよね。他にもこんなものがありました。

他のパターン

遭遇した人を食べてしまう、またはどこかへ連れ去る
「ヨーグルト食べる?」と訪ねてくる。「食べない」と答えると、口裂け女に食べられる
肩を叩いてくる。振り向くと切られる。右肩を叩かれたら左、左肩なら右に振り向くと逃げられる

 何故ヨーグルトなんでしょうか。若干遊ばれている感じはしますよね。

口裂け女の話

 口裂け女の生まれた理由と、特徴を紹介しました。ではここで、口裂け女の話を振り返ってみましょうか。

口裂け女

 あれは蒸し暑い夏の夕暮れのことでした。

 クラブ活動もしておらず、小学校が終わると友達と遊ぶことが日課になっていました。

 その日も友達と遊んで家に帰る途中でした。

 陽も傾いてきてうっすらと空も暗くなってきましたが、夕陽が差し込んでいるため、まだ辺りをしっかりと見渡せる程度には明るかったです。

 家路に付いていると、女の人が話しかけてきました。

 その人は、髪は黒く、腰あたりまでの長さがあり、夏だと言うのにマスクをしてコートを身に纏っていました。

 「私に何の用だろう…」

 女の人は私に聞いて来ます。

 「私、綺麗?」

 正直マスクをしているため綺麗かどうかは判断がつきませんが、早く帰りたかったため適当に返事をしてしまいました。

 「綺麗だと思いますよ」

 すると、女の人はおもむろにマスクを取って見せました。

 「これでも?」

 マスクを取った女の人の顔は、口が耳まで裂けていて、到底綺麗とは思えない容姿をしていました。

 私は恐怖から声を出すことができず、身体も上手に動かせませんでした。

 女の人はゆっくりと私に近づいてきます。

 どこから出したのか、手には大きな包丁を持っていました。

 私は、お腹に衝撃を受けたことを覚えています。

 その後に足を伝う温かい感覚があったことも…

口裂け女の対処法

 口裂け女は遭遇した場合は100%逃げることができないと言ってもいいでしょう。ウサインボルトでも逃げることはできません。

 空も飛んできますしね。

 では、実際遭遇した際にどのような対処法があるのでしょうか。紹介しますね。

ポマード

 ○ポマードと3回唱えると、口裂け女が怯むのでその間に逃げられる

 6回という説もあったり、ポマードと手に書いてそれを見せる、または足の裏にポマードと書いて見せる、ポマードを投げつけたり振りかけるなどの方法もあります。

 何故ポマードにそれほどの効果があるのかというと、整形手術を行った執刀医が大量のポマードをつけていて、その匂いが嫌いだからだそうです。

べっこう飴

 ○べっこう飴を口裂け女に投げる、渡すとそれを舐めている間に逃げられる

 べっこう飴は口裂け女の好物だという説があり、獲物を逃すくらい夢中に舐めるそうです。

 他には、べっこう飴は吉良であり、飴を投げつけると怯むためその間に逃げいるというものもあります。

言葉による撃退

 「ニンニク、ニンニク」と唱えると助かる

 「ハゲ、ハゲ」と唱えると助かる

 「犬が来た、犬が来た」というと逃げ出す

 というものもありました。

 他にも、「これでも?」とマスクを外して聞かれ、「普通」と曖昧な返答をすると口裂け女は迷うため、その間に逃げられる。

 「私、綺麗?」と聞かれ、「綺麗」と返答。「これでも?」とマスクを外して聞かれても、「綺麗ですよ」と言い続けると口裂け女が恥ずかしがるので、その間に逃げる

 という返答で撃退するパターンもあります。

まとめ

夕焼けに染まる道

口裂け女は岐阜県発祥
社会問題まで発展した恐怖の象徴だった
意外と対処法は多い

 以上で、【怖い話】社会問題にまで発展した口裂け女の生まれた理由、怖い話、対処法を紹介を終わります。

 他にも、【都市伝説】メリーさんの電話を紹介!類似パターンも紹介します‼︎という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読ください。

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