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【意味がわかると怖い話】「タクシーの運転手」の話を紹介します

これはまさにグールですねオカルト

 あなたは怖い話は好きですか?

 怖い話を観たり読んだりすると、夜眠れなくなったり、トイレに一人で行けなくなるとはわかっていても、ついつい最後まで目を通してしまう…

 その気持ち、わかります。

 誰かが一緒にいる時ならいいんですが…一人でいる時でも、ネットやテレビ等で記事や番組が目に入ってしまうと、最後まで観て後悔しますよね…

 今回紹介するお話も、意味がわかるとなかなかに「怖い」と感じることができますよ。

 なので、読まれる際は自己責任でお願いしますね。

 先に、トイレに行ってしまった方がいいかもしれませんよ?覚悟はいいですか?

 それでは、前置きはこれくらいにして、【意味がわかると怖い話】「タクシーの運転手」を紹介します。

 【意味がわかると怖い話】をもっと読みたいという人は、下記の記事を参照ください。

 【意味がわかると怖い話】「殺人犯」の話を紹介します【意味怖】

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【意味がわかると怖い話】「タクシーの運転手」

TAXIの文字が鮮やかに映っています

 それでは、【意味がわかると怖い話】「タクシーの運転手」のはじまりはじまり〜

【意味がわかると怖い話】「タクシーの運転手」

 私はタクシーの運転手を長い間勤めています。

 困ったお客さんを乗せることももちろんあります。

 一番困るお客さん?

 それはあなたも想像できるのではないでしょうか?

 幽霊ですよ。あいつらは料金も払わずに乗りますからね。

 怖いという感情ですか?もう慣れましたよ。タクシー業界ではよく聞く話ですしね。

 他に困ったお客さんですか?

 そうですね。困った、というわけではないですが、幽霊とは違った意味で怖い思いをした話をさせてもらいましょうか。


 あれは蒸し暑い梅雨の時期の話です。

 その日は、じめっとした空気が肌にまとわりつく、気持ちの悪い雰囲気が漂う日のことでした。

 経験からこういった日は迷惑なお客さんと遭遇したりなどいい思い出がないですね。

 ですが、いくら車を走らせてもお客さんと遭遇することはありませんでした。

 1時間後くらいですかね。やっと一人のお客さんを乗せることができました。

 白いワンピースに傘を差している女性でした。

 髪は腰の位置まで長く、前髪も目元が隠れるほどで顔はよく見えませんでしたが、鼻筋が通っており綺麗な面持ちをしていることは想像できました。

 タクシーに乗り込むなり、

 女性「○○町の〜」

 と行き先を教えてくれました。知らない場所であったため、タクシーに搭載されているナビに任せることにします。

 私はタクシーを走らせ目的地まで向かいます。

 1時間もお客さんを乗せておらず、本日初めてのお客さんということで、サービス精神ではないですが、ついつい話しかけてしまいます。

 私「鬱陶しい雨ですよね。どちらに行かれてたんですか?」

 返事は返ってきません。確かに、お客さんによっては話しかけられたくない人もいますよね。

 ですが、全くの無視をされることは流石にきついですね。

 私は目的地まで黙々と運転することに決めました。

 ですが、ナビに従って運転していると、どんどん人気がない方に進んでいきます。

 少しずつ私の心に影が差していくのを感じました。

 雨は上がっていましたが、あたりは田んぼや茂みしか見えず、こんなところに人が住んでいるのか…と思った時に

 ナビ「目的地に到着しました」

 私「え?…ここでいいんですか?」

 女性は答えもせずに液晶に表示されている金額を渡し、足早にタクシーから降ります。

 私は気になり、女性が進む方角に目をやると、暗くて見えにくかったのか、先程は視認することができなかった木造建の建物が見えました。

 建物といっても、遠目でもわかる程度に古く、「ボロ屋」の方が近いでしょうか。

 私「…あんなところに住んでるのか…」

 そう思って次のお客さんを探そうかと思っていたときに気づきました。

 先程の女性が傘を忘れているのを…

 私は傘を返そうとボロ屋に向かって歩き出しました。近くで見ると、木造建特有の亀裂や割れ目が目立ちました。

 インターホンなどはもちろんなく、ノックをするも返事はありません。

 私「おかしいな…」

 私は気になり、割れ目から中を覗いてみました。

 すると、一面真っ赤な景色が広がっています。

 ベットやタンスなどの家具も見当たらず、壁紙から何もかも真っ赤でした。

 私は驚きながらも「変な部屋だな」くらいにしか思いませんでした。

 傘はドアと思わしき場所に立てかけタクシーに戻ろうとしました。

 もう少しでタクシーに着く、という時に、ふと気になり振り返りました。

 すると、先程覗いた割れ目からは確かに赤い光が見えました。

 私「どうやったらあんなに真っ赤な部屋になるんだ。あんな部屋にいたらおかしくなってしまう… ん?」

 私は気づいてしまいました。

 私が部屋全体が赤いと勘違いしていた景色は、実は小さな赤い光と目が合っていただけだったということを。

解説

女性は長髪により目元が確認できなかった。女性がボロ屋に入ったのを確認し、運転手は傘を持って向かうが、インターホンの存在もなく、ノックしても返事がないため、木の割れ目から中を除く。赤い景色しか見えなかったが、ボロ屋から離れて再度振り返ると、部屋全体が赤いと認識していたものが、小さな赤い光だということに気づく。このことから、
割れ目から覗いたものは、赤い部屋ではなく、赤い目をした女性がこちらを覗いていた。運転手と見つめ合っていたということがわかる。

まとめ

かっこいいタクシーのカットイン

タクシーの運転手は幽霊などの困ったお客さんを乗せることがあるが、今回は幽霊ではなかった
しかも、別に困るような状況ではなく、運転手のお節介がから遭遇した怖い経験
後で考えると、部屋だと思っていたものが女性の目であると気づいた時に出てくる鳥肌は異常

 以上で【意味がわかると怖い話】「タクシーの運転手」の話を紹介しますを終わります。

 他にも、【意味がわかると怖い話】「お月様と少女」を紹介【眠れなくても自己責任】という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読下さい。

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