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【学校の怪談】「桜の樹の下には死体が埋まっている」※眠れなくても責任取れません

綺麗な桜オカルト

 あなたは怖い話は好きですか?

 老若男女、一度は聞いたり話たりなど、怪談に触れる機会はあるのではないでしょうか。

 そしてこれからお話しする怪談こそ耳にした事がないという人はいないでしょう。

 【学校の怪談】興味が唆られますよね。

 今回は、【学校の怪談】「桜の樹の下には死体が埋まっている」の怖い話を紹介します。

 夜中に読むことはお勧めしません。眠れなくても責任取れませんから。

 それでは、ごゆっくりお楽しみください。

 他の怖い話も気になるという方は下記の記事を参照ください。

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【学校の怪談】「桜の樹の下には死体が埋まっている」

桜の花

それではまず、「桜の樹の下には死体が埋まっている」ってどんな話?からお話ししましょう。

「桜の樹の下には死体が埋まっている」ってどんな話?

桜の樹の下には死体が埋まっている

学校の怪談の一種。桜の樹が綺麗に咲き誇っているのは、下に死体が埋まっており、そこから栄養を取っているからだというもの

「桜の樹の下には死体が埋まっている」の元ネタは?

 梶井基次郎が1928年に発表した短編小説「櫻の樹の下には」が元ネタとして知られている。

 冒頭の書き出し部から「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」という一文から始まっており、度肝を抜かれた読者も多いことでしょう。

 題目からも想像できる通り、内容は屍体から栄養を吸収した桜はさも美しく咲き誇るというものとなっている。

 そこからインスピレーションを得て学校の怪談へと発展したと考えられています。

実際に死体が埋まっていると桜は綺麗に咲くのか?

 植物が成長するのに良いとされる栄養素は「カリ」「リン酸」「窒素」となっています。

 人間にもこの栄養素が備わっているため、死体として埋まっていた場合、桜の樹は十分な栄養を取ることができるため綺麗に咲き誇ることができるでしょう。

 ですが、それは必要な栄養素を取り入れて、必要量成長しているだけです。

 異常に綺麗に咲いたり、色が違っていたりなどの特殊な成長を遂げるほどではないそうです。

死体が埋まっている桜の樹には害はあるのか?

 結論から言うと、害はありません。

 そもそも死体が埋まっているという確定情報はなく、仮に埋まっていたとしても、生者を取り込むというような階段ではありません。

 あくまでも、「桜の樹の下には死体が埋まっている」という憶測が怪談になっているだけです。

【学校の怪談】「桜の樹の下には死体が埋まっている」

 「桜の樹の下には死体が埋まっている」について説明させてもらいました。それでは、お待ちかねの怪談についてお話ししたいと思います。

 再三お伝えしますが、眠れなくても責任取れませんからね。

 それでは、「桜の樹の下には死体が埋まっている」のはじまりはじまり〜

【学校の怪談】「桜の樹の下には死体が埋まっている」

 これはまだ無邪気だった私と、一本の桜とのお話になります。

 当時私は小学1年生であり、汚れも知らない無垢な少女でした。

 春になると、校庭に桜が咲き誇ります。咲き誇ると言っても、咲く桜は一本だけです。

 なんでも、他に植えたとしてもなかなか芽が出なかったり、成長せずに枯れてしまうのだとか。

 ですが、その一本だけでも十分とも思えるほど毎年満開に咲き誇り、それはそれは綺麗な色を校庭に添えてくれるのです。

 私がその桜を初めて見たのは、三学期の終わり頃でした。

 ある日の授業中のことです。私は窓際の席についているのですが、窓からその桜を見ることができます。

 授業は開始5分で興味がなくなり、先生の声も上の空で聞き流し、窓の外を呆然と眺めていた時です。

 ふと桜に目が行きました。

 何故桜に目が行ったのか、それはすぐにわかりました。

 人影が見えたからです。

 しかも、一人ではなく、三人。

 窓から桜が一望できると言っても、距離は遠いので、正確なことはわかりませんが、シルエットから、女の子であること、背が低いことから同い年くらいだと思いました。

 「まだ授業中なのにどうして桜の下にいるんだろう」

 そう思い、半ば羨ましいという気持ちすら芽生えました。

 その女の子たちは、何かをするでもなく、ただ立ち尽くしこちらを見ていました。

 女の子たちが何故こちらを見ているのか気になりましたが、先生の黒板に書き込む音に気を取られ目線を外してしまいました。

 次に桜に目を向けた時には、すでに女の子たちの姿はありませんでした。

 「見間違いかな…」

 そんなはずはないと考えながらも、深くは考えないことにしました。


 その次の年です。

 季節は春、同じく桜の咲き誇る三学期、授業中の出来事です。

 春の陽気に誘われ、授業にも気が入らずに窓の外を眺めてしまいます。

 特に前年のことを思い出したわけではないですが、自然と桜の木に視線が行ってしまいました。

 そこには人影が見えました。

 今回は、三人ではなく、四人。

 シルエットから同い年の女の子のように思います。

 そして、四人ともがを同じ視線でこちらを見つめています。

 「去年も同じようなことがあったような…」

 思い返すように視線を逸らしてしまいました。

 その間に、その人影は消えてしまったのです。

 「なんだったんだろう…」

 私の心に影が落ちたような気がしました。


 そして、その翌年、私は三年生になっていました。

 季節は春。今年の桜も見事に咲き誇っていました。

 そして同じ様に、授業中に桜の木の下に人影を見つけました。

 ですが、去年は四人だったのに、五人に増えています。

 また、同じ様にこちらを一点に見つめています。

 心なしか、女の子たちの表情は硬く無機質なものの様に感じました。

 「毎年あそこで何をしているんだろう」

 私の疑問も頂点に達していました。

 この異常を先生に報告しようと教台見た時「しまった」と思いました。

 案の定、女の子たちの姿は消えてしまっています。

 なんとも言えない気持ち悪さに心が満たされました。

 心を何かに鷲掴みにされてしまったような感覚で口から負の感情が出てきてしまいそうな錯覚に襲われます。

 ですが、女の子たちも消え、授業中のため誰にも話すことはできず、子どもながらにバカにされたらどうしようと心配にもなっていました。

 このまま心のうちに秘めることを決意し、その日は下校しました。

 ですが、事が起こったのは次の日でした。

 登校すると、校門の前にパトカーが止まっていました。何が起こっているのかは、生徒の私たちには知る術はありませんでしたが、異変にはすぐに気づきました。

 私たちの担任の先生が休んでいたのです。そして、それはその日だけでなく、次の日も、そのまた次の日も顔を見ることはありませんでした。

 詳しいことは聞けませんでしたが、早耳の友達から話を聞くと、どうやら私たちの担任の先生は、一年に一度、女生徒の中からお気に入りの子を一人選びひどいことをしていたそうでした。

 そして、その死体をあの桜の木の下に植えていたみたいです。

 つまり、一年ごとに女の子が増えていたのは…

 そして、こちらを見ていた理由は…

 全ての辻褄は合いますが、本当のところは当事者しかわかりません。

 これが、私が体験した、一本の桜とのお話でした。

まとめ 

桜高解像度

綺麗に咲いているからと言って、桜の下に死体があるとは限らない
人間の死体には成長に良いとされる成分が揃ってはいるが、異常に綺麗になったりはしない
桜の養分になるとしても、隠蔽には向かないだろう

 以上で、【学校の怪談】「桜の樹の下には死体が埋まっている」※眠れなくても責任取れませんを終わります。

 他にも、【厳選16選】学校の怪談を七不思議も交えて紹介※眠れなくても責任取れませんという記事もあるので、興味がある方は是非ご一読ください。

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