ゆ〜びき〜りげ〜んま〜んう〜そつ〜いた〜らは〜りせ〜んぼ〜んの〜ます
子どもの頃は親や友達と約束を守るためにこの童謡を歌いながら契りを交わした方も多いのでは?
今回は、「指切りげんまん」の歌詞に隠された怖い意味と都市伝説について解説しますね。また、外国ではどのような形で約束を交わすのかもおまけで解説していきます。
他の童謡も気になる方は下記の記事を参照ください。
【都市伝説】童謡「赤とんぼ」の都市伝説をわかりやすく徹底解説
指切りげんまんの歌詞
歌詞から解説していきますね。
字面だけ見ると相当怖いですね。子どもだから深くは考えませんが、大人になってから見ると恐怖しか感じませんね…
契りの交わし方としては、歌う前に小指を絡め、「指切った」と歌うとともに、互いに腕を振り下ろす形で小指を離すのが一般的ですね。
主に約束をするときに使用することが多く、「絶対に守る」「守れなければ死すらも厭わない」という固い決意を示す、宣誓というよりは契約に近そうなイメージですね。
それでは、この歌詞の意味や動作にはどのような意味があるのでしょうか。見て行きましょう。
歌詞の意味
歌詞の最初にある、「指切りげんまん」ですが、「指切り」は容易に想像できますが、「げんまん」とはどういう意味でしょうか。
「げんまん」⇨「拳万」つまり万発の拳という意味ですね。
また、「針千本飲ます」は現実的に千本飲むのは不可能でしょうから、「多数の」や「最期まで」という意味でしょうか。「最期まで」の最期は想像にお任せしますね。
つまり、約束を守らなければ、指を切った上に拳で万発殴られて、針を心逝くまで堪能させられる、ということですね。
選択肢が約束を遂行するか、最期を迎えるしかないのが怖い。
指切りげんまんの都市伝説
お待ち兼ねの都市伝説を解説しますね。
都市伝説
江戸時代、貧富の差が激しく、今日の生活ですら困っている方が多くいました。今ほど食料も豊富ではなく、医療も進んではいないため、生まれた子どもも、長くは生きられないことも珍しくはありません。
避妊具等もないため、そんな状況であっても、たくさんの子宝に恵まれることも多かったそうです。
ですが、今日の生活すら困っているのです。生活保護などの生活費支給もありませんから、子どもが増えれば増えるほど生活は困窮していきます。
口減らしといい、子どもを奉公や養子に出したり、川に流したり、身売りをすることも少なくはありませんでした。
その中でも、遊郭への身売りをされることも多く、生活費の工面や借金のカタに身売りされることもあったとか。
そして、身売りされた子どもは、遊女となるべく育てられます。
遊女は遊郭内だけでしか男性と会うことはできません。つまり、恋愛や身請け=結婚、をする場合はお客さん=男性客が相手になるケースが殆どですね。
意中の相手に誓いを立てる時に行う儀式・風習が「指切り」なのだとか。
自身の小指を切り取り相手に送ることで、「あなたのことを思っています」と伝えるそうです。
また、遊郭で指名をした男性客は、他の遊女と遊べないというしきたりもあります。浮気はダメということですね。
浮気をしたのが発覚した場合、指名をされていた遊女は男性客にお仕置きをすることが許されていました。
そこから、「指切り」「拳万」や「針千本」に繋がって行ったという説が有力です。
まとめ
「指切りげんまん」は約束を絶対に遵守するという固い決意で結ばれる
遊女の相手を思う気持ちが綴られていた
浮気をすると指を切られ万発殴られた後に針を最期まで飲まされる
以上で【都市伝説】指切りげんまんの怖い歌詞の理由について徹底解説を終わります。
他にも、【童謡の都市伝説11選‼︎】一挙紹介します‼︎あなたの知ってる歌も入ってます‼︎という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読ください。
最後におまけを書いていきますね。
おまけ
アメリカでも同様に約束を誓うフレーズがあるそうですよ。
どこの国でも、約束を誓う際は命懸けみたいですね。
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