あなたは怖い話は好きですか?
老若男女、一度は聞いたり話たりなど、怪談に触れる機会はあるのではないでしょうか。
そしてこれからお話しする怪談こそ耳にした事がないという人はいないでしょう。
【学校の七不思議】興味が唆られますよね。
今回は、【学校の七不思議】「鏡の中の少年」の怖い話を紹介します。
夜中に読むことはお勧めしません。眠れなくても責任取れませんから。
それでは、ごゆっくりお楽しみください。
他の怖い話も気になるという方は下記の記事を参照ください。
【学校の七不思議】「鏡の中の少年」を紹介※眠れなくても責任取れません
それでは、まず「鏡の中の少年」とは何か?からお話ししますね。
「鏡の中の少年」とは何か?
どうやったら少年に会える?
- 夜中に学校の踊り場の大鏡を覗き込むと少年が映る
- 4時44分という指定があるという説もある
鏡の中の少年は害はある?
結論から言うと、害はあります。
何故なら、鏡の中の世界に引きずり込まれてしまうからです。
鏡の中の世界とは、普段の世界とは正反対であり、文字も逆さになっているようです。
それだけでも支障がありそうですが、場合のよっては人の性格とかも…
また、戻って来れるというケースも考えにくいため、大いに害はあると言えるでしょう。
【学校の七不思議】「鏡の中の少年」
「鏡の中の少年」とは何かを説明させてもらいました。それでは、お待ちかねの怪談をお話ししたいと思います。
再三お伝えしましたが、眠れなくても責任は取れませんからね。
それでは、【学校の七不思議】「鏡の中の少年」のはじまりはじまり〜
【学校の七不思議】「鏡の中の少年」
これは小学生の頃、僕が体験したとても不思議な出来事になります。
今思えば様々な怪談やおまじないが流行っていました。
こっくりさんやトイレの花子さん…例を挙げれば枚挙に暇がありません。
そして、僕の学校でも例に漏れず「学校の七不思議」というものがありました。
その中でも、今回お話しするのは「鏡の中の少年」が大きく関わっていると思っています。
何故断言できないのか…それは僕自身が深く関わっていないからです。
この話は、僕が第三者として見たことと、友だちの話を統合して想像したものだということは了承してください。
僕が通うところは、どこにでもある学校、どこにでもあるクラスでした。
そして同じく、どこにでもいる「いじめっ子」と、どこにでもいる「いじめられっ子」の話になります。
いじめっ子をA男、いじめられっ子をB次としましょう。
A男はことあるごとにB次にちょっかいを出していました。
A男は、負けず嫌いで意地っ張り、頑固で常にマウントを意識しているような典型的ないじめっ子気質の持ち主でした。
対してB次は、あまり主張はなく、クラスの輪には入れずに隅で読書をしているような典型的ないじめられっ子気質をしていました。
つまり、二人の関係は決して偶然というわけではないでしょう。
その日も、同じようにA男がB次に突っかかっていました。
A男がB次に話しかけていた内容はこうです。
「夏だから肝試ししようぜ」
単純でした。たったこれだけの内容をどうしたあぁも捲し立てて意地悪く伝えることができるのかと感心したのを今でも覚えています。
そして、その肝試しはその日の夜に結構することになったそうです。
肝試しの内容は、「鏡の中の少年」に会いに行くというものでした。
しかも、肝試しとは名ばかりで、二人で確認しに行くそうです。
題目は肝試しですが、内容は七不思議の改名というところでしょうか。
もちろんB次は嫌そうな顔をしていますが、断り切ることができない様子です。
二人の関係性を熟知しているクラスメート、誰も止めに入ることはありませんでした。
ここからは想像になりますが、このなんちゃって肝試しは決行されたようです。
それは翌日の二人の様子を見れば簡単に想像できました。
翌日、いつものように、どこにでもある学校、どこにでもあるクラスに登校しました。
ですが、そこに待っていたのは、いつもの光景ではなかったのです。
B次がA男の頭を叩いていました。それも何度も。
聞いたこともないような罵詈雑言を吐きながら何度も何度もA男の頭を叩きます。
何があったのかと目を疑いました。普段であれば、逆にA男がB次を叩いている場面です。
いや、そうであっても、ここまでの惨状ではないでしょう。
クラス中静まりかえっており、隅で泣いている女子も散見できます。
「何が起こったのか」
クラス中が思ったことでしょう。
「何かがおかしい」
そう思った矢先、先生が入室して来ました。
それを察知したのか、B次の暴力は途端になくなりました。
みんなが席につき、見た目は普段通りの状態になりますが、そうでないことは明白でした。
しかし、先生は気づかず授業を続けます。
そして、先生が問題を解くようにB次を刺しました。
B次は前に出て黒板に書き込みます。
その時、B次は言います。
「あ、間違えた」
B次が書いた文字は、左右逆様だったのです。
まとめ
鏡にまつわる話は多く、悪魔に会えたり、死に顔を見れるというものまである
鏡は古くから儀式に使われることも多く、様々な形で怪談に登場する
鏡の中は、現実とは似て非なるものであるが向こうからしたらこっちが鏡の中なのかもしれない
以上で、【学校の七不思議】「鏡の中の少年」を紹介※眠れなくても責任取れませんを終わります。
他にも、【厳選16選】学校の怪談を七不思議も交えて紹介※眠れなくても責任取れませんという記事もあるので、興味がある方は是非ご一読ください。
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