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【怪談】ドッペルゲンガーとは何か?正体、特徴、会いやすい人はいる?合わせてお話しします

男の影にもう1人オカルト

 あなたは「ドッペルゲンガー」を知っていますか?

 「自分と同じ姿形の同じ物」や「見ると死んでしまう」という印象が強いと思います。

 そんなドッペルゲンガーですが、何故存在し、どのような特徴を持っているのか、を知っている人は少ないのではないでしょうか?

 今回は、【怪談】ドッペルゲンガーとは何か?正体、特徴を紹介するとともに、会いやすい人についても話したいと思います。

 他の怪談も気なるという人は、下記の記事を参照ください。

 【怪談】「魔の13階段」を紹介‼︎13という数字が忌み嫌われる理由、特徴も合わせてお話しします

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【怪談】ドッペルゲンガー

男が鏡を見て項垂れている

 それではまず、「ドッペルゲンガー」とは何か?からお話ししますね。

「ドッペルゲンガー」とは何か?

ドッペルゲンガー

自分と姿形が同じ物を見る幻覚の一種。「自己像幻視」とも呼ばれる。
同じ人物が同時に別の場所に現れることもある。

 ドッペルゲンガーとはドイツ語であり、英語にすると「Doppel ganger」となります。

 「Doppel」⇨「二重」「生写し」「コピー」という意味があります。これに「ganger」を加えると下記の様な意味合いに変わります。

 「Doppel ganger」⇨「二重身」「二重の歩く者」

 ドッペルゲンガーの、「自分と姿形が同じ物を見る」という事象にぴったりな意味合いですよね。

「ドッペルゲンガー」の正体

 自分と姿形が同じ物を別の場所で見るという点に関しては、「バイロケーション」という現象と似ていますが、これは自分の意思で行使できる能力というニュアンスが強いため、似て非なるものとして扱われます。

バイロケーション

同じ姿形の物が同時に複数鵜の場所で目撃される現象。自ら行使できる能力を指す。

 ドッペルゲンガーの正体としては、上記にある通り、「自己像幻視」とされています。

 ですが、ドッペルゲンガーは古い時代から認知されており、神話や伝説、迷信などでも語られており、下記のようなスピリチュアルな現象であると信じられていました。

  • 肉体から霊魂が分離・実体化したもの
  • 死神が死期を伝えにきた

 いずれにしても深くは解明されていないため、超常現象の一つとして捉えられています。

ドッペルゲンガーの特徴

 ドッペルゲンガーには下記の様な特徴があります。

  • 周囲の人間と会話をしない
  • 本人の関係のある場所に出現
  • 忽然と消える
  • ドアの開閉が可能
  • ドッペルゲンガーを本人が見ると死ぬ
  • 2回見ると、見た人も死ぬ
  • 意図やアイデンティティーを持たない

 などが挙げられます。まれに、「ホートスコピー」と言い、独自の意図やアイデンティティーを持つ自己像と交流する症例もあるそうです。

ホートスコピー

ドッペルゲンガーの一種。自身と姿形は同じ自己像ではあるが、独自の意図やアイデンティティを持っており、会話などの交流をすることも可能。友好的というよりは敵対的なことの方が多い。

 「ドッペルゲンガーを見ると死ぬ」とありますが、100%ではなく生きている人も存在しました。

 それは「ドッペルゲンガーに会いやすい人はいる?」でお話ししますね。

ドッペルゲンガーに会いやすい人はいる?

 ドッペルゲンガーと聞くと、目撃症例が少なく、会うことができないというイメージがありますが、あなたが知っている著名人にも会った人はいます。

 アメリカ大統領である「エイブラム・リンカーン」、イギリス王女の「エリザベス1世」、ドイツ作家の「ゲーテ」などですね。

 日本では「芥川龍之介」が有名ですね。

 また、リンカーンやゲーテ、芥川龍之介は、ドッペルゲンガーを見ても死ぬことはありませんでし た。

 なので、ドッペルゲンガーの致死率は100%とは言えないので、もし遭遇しても落胆することはありません。

 ですが、実際会ったことがない人が多数となるでしょう。では、どんな人がドッペルゲンガーに会いやすいのでしょうか?下記に挙げました。

  • 側頭頭頂接合部に脳腫瘍ができた患者
  • 統合失調症を患っている
側頭頭頂接合部に脳腫瘍ができた患者

 側頭頭頂接合部とは、、側頭葉と頭頂葉の境界領域のことです。

 この領域は、ボディーイメージを司っていると考えられています。

 この機能が損なわれると、自身の肉体認識上の感覚が失われ、自身とは別の「もう1人の自分」がいるかのように錯覚することがある様です。

統合失調症を患っている

 統合失調症とは、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患であり、その原因は脳の機能にあるとされています。

 また、症状の一つに「幻視」があります。この症状から、統合失調症を患っている人は、自身の異常や思考から、暗示にてドッペルゲンガーを経験する症例が多いそうです。

他には?

 上記の症状がない人であっても、まだ可能性があります。それは、「未来の自分がタイムトラベラーとなり会いにくる」パターンです。

 実際にドッペルゲンガーと遭遇した人の中では、少し老いているように感じたという症例もあるので、可能性としては捨てきれませんよね。

 また、自身が見る幻視以外にも、第三者が目撃するケースもあります。これは自身の症状では説明が効きませんよね。

 ドッペルゲンガーに会いたい人は、気長に待つしかないようです。

【怪談】「ドッペルゲンガー」

 「ドッペルゲンガー」の正体、特徴、会いやすい人をお伝えしたところで、「ドッペルゲンガー」の怪談についてお話ししたいと思います。

 それでは、【怪談】「ドッペルゲンガー」のはじまりはじまり〜

【怪談】「ドッペルゲンガー」

 俺は県内では少しばかり有名な大学に通う大学生、名前はA男だ。

 年齢=彼女いない歴となる俺だが、友達には恵まれて毎日ハッピーに過ごすことができている。

 モテると思って趣味で始めたバンド活動や、生活のために居酒屋のバイトまで始めた。

 共に寄り添う相手こそいないが、それを除けば順風満帆と言えるだろう。

 そんな平和な毎日を過ごしていたが、とある奇妙な話を大学の男友達、B次から聞くことになる。

 B次「よぉ、体調は戻ったのか?」

 開口一番によくわからないことを投げかけられて呆気に取られてしまった。

 俺「体調?別に崩してないけど…」

 B次「そうなのか?いや、昨日はお前、バンドがあるからって講義はふけるって言ってたじゃん。」

 B次「それなのに出てきたろ。何かあったのかと思って話しかけたけど、お前、黙ったままにやけるだけだったからさ。体調でも悪くしたのかと思って」

 俺「…いや、昨日は普通にバンドの練習に参加したから大学には行ってないけど?」

 B次「は?いや、来ただろ。忘れたのかよ。声かけたじゃん。しっかりと俺のこと見て笑っただろ?」

 俺「…最近忙しいからな。記憶がごっちゃになってるかもしれん。悪い。でも大丈夫だから。ごめんな」

 最近忙しいのは本当だ。趣味で始めたバンド活動にも熱が入ってきて必要な金銭も多くなる。生活費もかさむからバイトのシフトも増やした。

 けど、昨日は確実にバンド仲間と一緒に過ごした。間違いない。

 少し気味が悪い気もしたが、その時はまだ「そっくりさんか⁉︎」としか思っていなかった。

 だが、そんな甘い考えが悲劇を呼ぶとはこの時はまだ思いもしなかった。


 B次の話から数日が経った頃、バイトの先輩のC美から耳を疑う話を聞いてしまう。

 C美「A男君、どうしたの?店長カンカンだよ⁉︎」

 出勤して早々、俺は面を食らった。

 俺「⁉︎何のことですか⁉︎俺、なんかしました⁉︎」

 C美「なんかしましたじゃないよ‼︎ついさっきのことだよ⁉︎忘れたじゃ済まされないよ⁉︎店長…あいつはクビだ、って騒いでるんだから」

 俺は何が何だか分からずに呑気に首を傾げていた。状況が飲み込めていないと判断したのか、C美は人目の少ない酒などを保管してある倉庫へと案内してくれた。

 C美「何が悪いかわかってないの⁉︎最近忙しいようだけど、大丈夫⁉︎」

 俺「大丈夫です。ただ…状況が飲み込めなくて…」

 C美「飲み込めないって…A男君、つい1時間前くらいに店に来たでしょ。店長が声をかけても黙ったままでさ、最初は体調が悪いのかと思って店長もそっとしてたの」

 C美「だけどさ、入り口の真ん中に立ったままはダメだよ。お客さん入れないじゃん。それに、お客さんが入ろうとしてA男君の足に躓いて転けた時も、何も話さずに見つめてただけなのはどうなの?」

 C美「店長がお客さんの対応をしているときもただ見ているだけ。謝るように言われたら、にやけるだけでどっか行っちゃたよね。そりゃ店長も怒るよ…」

 俺はC美からの話を黙って聞いていたが…全く覚えにない。さっきだってバンド仲間と一緒に活動した後に店に来た。時間もギリギリで活動時間を調整して出てきたくらいだ。1時間前に来ることはありえない。

 ただ、そのありえない話を聞きながら、一つ思い当たったことがある。「そっくりさん」だ。

 B男の話を思い出した。状況は同じだ。話しかけても返事はなく、にやりと笑うだけ。

 俺はB男の話と、「そっくりさん」だという自分の見解も含めて、C美と店長に話した。

 だけど、受け入れられることはなく、結局クビになってしまった…

 それはそうだ。出勤時間ではないとは言え、それだけのことをしておいて、「そっくりさんのせいです」では納得もできないだろう。

 店のイメージダウンや損害を考えれば、C美や店長の気持ちも分かるけど…

 やっぱり腹が立つ。なんでそっくりさんの所為でこんな目に合わなきゃならないんだ。

 うやむやした気持ちを抱えたまま、その日は真っ直ぐに家に帰ることにした。


 次の日のことだ。俺はバイト仲間と行きつけの喫茶店で待ち合わせをしていた。今後の活動方針を話し合う大事な予定であることは理解していたが、昨晩の煮え切らない気持ちから深酒に走ってしまった。

 案の定寝坊してしまった。当然待ち合わせ時間も過ぎてしまう。

 それでも何とか遅れを30分まで切り詰めることに成功した。

 息も絶え絶え、待ち合わせの喫茶店に走り込む。すると、座席に座っているバンド仲間のD助が目に入った。

 よかった…俺以外はまだ来てないみたいだ…

 俺「遅れてごめん‼︎昨日最悪のことがあって深酒しちゃってさ…みんなもまだ来てないの?」

 D助「…」

 D助は黙ったまま俯いていた。

 俺「いや、実はさ、昨日バイトを…」

 俺が悠長に昨日のことを話そうとしていたら、D助が割って話してきた。少し表情が固い。

 D助「お前、何で戻ってきた。いや、よく戻ってこれたな」

 俺は思いもしない言葉に思わず口が開いてしまう。

 現状を理解しようとしても頭が追いつかない。というか追いつけない。

 しばらくの沈黙が続いたが、何もしなくては何も変わらない。意を決して言葉を紡いだ。

 俺「…何を…怒って…俺…何かした?遅刻したことなら本当に…」

 D助「何かした?本気で言ってるのか⁉︎ついさっきのことだぞ⁉︎」

 俺はこのデジャブとも言える状況を以前に体験したことがある。しかも2回も…

 D助は感情が抑えられないのか、声に怒気が混じりながらも話してくれた。

 D助「今日はこれからの活動方針について話し合うって言ってたよな?みんな真剣に考えてくれてたんだ。それなのにお前は…」

 俺「だから遅れたのは悪かったと思ってる。みんなにも謝る。ごめん」

 D助「は?待ち合わせ時間にはお前もいただろうが。」

 再びそっくりさんのことが脳裏に浮かぶ。

 D助「そんなことはどうでもいい。それよりだ。お前が取った行動が許せないんだよ。みんな怒って帰っていったわ。俺も今後の活動について考えながら残っていただけ」

 D助「もう一回言う。よく戻ってこれたな」

 俺「ごめん…でも本当に分からないんだ。頼む。何があったのか教えてくれ」

 D助はため息をついた。怒りを通り越して呆れてしまったらしい。先程のような怒気も感じられず、穏やかなようで、どこかやるせないというように話してくれた。

 D助「俺達はみんな集合していた。お前は待ち合わせ時間ちょうどに来たよな。でも、どこに座るでもなく、俺達に気づかずに入り口に立っていたんだ。」

 D助「俺が声をかけたら、ゆっくりと俺達の席まで来たけど、お前、座らずにずっと黙ったまま立ってただろ。俺、少し怖かったよ。いくら声をかけても座らずに無表情で俺達を眺めてて」

 D助「そしたら急に出口に向かって歩き出した。立てかけてあった俺のギターに当たって倒したのも意に解さずな」

 D助「しかも、それを謝りもせずに、声をかけたら振り向いてにやりと笑うだけ。その後また歩き出して、今度は倒したギターを踏み越えていきやがった」

 D助「その後はどれだけ声をかけても振り向きもしなかったよ」

 俺はあまりの出来事に呆気に取られる一方、スーッと何かが腑に落ちる感覚を味わった。

 何故なら、犯人の目星はついているからだ。

 俺は、今までにあったそっくりさんの話をD助に打ち明けた。

 D助は俯きながら黙って聞いてくれていたが、D助が下した判断は非常なものだった。

 D助「悪い。どうしても信じられない。あれはどう見てもお前だった。それに、理由はどうあれ、一度入ったヒビは簡単には消せない。悪いが…お前には抜けてもらう」

 俺は言葉が出なかった。頭の中では「俺のせいじゃない」「関係ないのに」などの言葉が巡っていたが、どのように説明すれば伝わるのかという答えを出すことができなかった。

 俺がめちゃくちゃになった思考を整理しようと躍起になっている最中に、D助は席を立ってしまった。

 呼び止める言葉が見つからない。D助は戻ってくることはなかった。


 俺はバイト、そして趣味を失い絶望に打ちひしがれながら家路に着いた。

 「何でこうなったんだろう」「何が悪かったんだろう」「どうして俺が」

 そんなことを考えながら家に着いた時、玄関の前に一つの人影が家を眺めているのが目に入った。

 俺「ん?」

 「何かがおかしい」その人影を見たときに直感でそう思った。

 何故なら、その人影は俺のよく知っている顔だったからだ。

 「よく知っている」というと知人や友達のように感じるが、違う。

 「毎日見ている」、もっと言えば、「ずっと一緒にいる」顔だった。

 そいつは、俺の顔をしていた。

 顔だけじゃない。服装も同じ。バンドでの撮影の時に見たことがある、俺の独特な姿勢も全く同じ。

 俺は唐突に理解した。「こいつがそっくりさんだ」

 今までの怒りが爆発する。俺は早足でそっくりさんに駆け寄った。

 俺「おい‼︎」

 そう呼びかけた時、そっくりさんはゆっくりと俺の方を振り向いた。

 その瞬間、全身に悪寒が走るのを感じた。表すことができない恐怖がゆっくりとのしかかってくる。

 心が重く、沈むような。重い水を全身に纏っているような感覚が襲ってくる。

 そっくりさんはゆっくりと…

 本当にゆっくりと…

 にやりと笑った。


 後日、B次。

 B次「よぉ、バンドは順調か?今度バイト先に飲みに行くから安くしてくれよな。今月金欠でさ。そういえば、バンドに興味がある子がいてさ、お前に会いたいってよ。今度連れてくから話を聞いてやってくれな」

 俺「…」

 B次「何だよ、黙って笑ってんじゃねぇよ」

まとめ

1人の怪しい手があります

ドッペルゲンガーは自身と姿形がそっくりな幻視を見る現象
「見ると死ぬ」は100%ではないが、現在でも死神的一面が色濃く残っている
スピリチュアルな面も多分に含まれている

 以上で、【怪談】ドッペルゲンガーとは何か?正体、特徴、会いやすい人はいる?合わせてお話ししますを終わります。

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