あなたは鏡をよく使いますか?
仕事やデートの時に、服装はどうか、化粧や髪型はどうかと確認するのに使いますよね。
本来そこに写るのは、鏡を覗いているあなただけのはずです。
ですが、本当にあなただけでしょうか…?
今回は、鏡にまつわる怖い話三選‼︎を紹介します。
この記事を読んだ後に、「読まなきゃよかった…」と思っても責任は取れませんので悪しからず。
鏡にまつわる怖い話三選‼︎

では最初に、鏡にまつわる怖い話のラインナップを紹介します。
①だるまさん
②お前は誰だ⁉︎
③紫の鏡
それでは、お話ししますね。
①だるまさん
これは新生活にも慣れ、仕事もある程度こなせるようになってきたときに、同僚のA子から聞いた話が発端となった出来事です。
仕事もひと段落し、お昼のご飯を食べようと鞄を探っているとA子が話しかけてきたんです。
A子「ねぇ、こんな話知ってる?」
A子はオカルト好きで、同じ大学に通っていたのですが今は同じ職場に勤めています。大学ではオカルト研究会というサークルに入っていたこともあり、仕入れた怪談や・都市伝説をよく話してくれました。
私は怖い話は苦手な方ですが、A子はお構いなしに話題に出してくることが多く、今回も「怖い話をするんだろうな…」と思いながら聞いていました。
A子「北朝鮮にさ、女の人がいたんだけど、ある日脱北しようとしたんだって。でも見つかって捕まっちゃったんだよね」
A子「その時の拷問で、もう逃げられないように両手・両足を切断されたそうなんだよね」
A子「あまりのショックで、その女の人、死んじゃったんだけど、今でも幽霊としてこの世に残ってるんだって」
A子「その幽霊を呼ぶ方法があるんだけど、両手・両足がないことから、その幽霊、「だるまさん」って呼ばれてるの」
A子「呼ぶ方法は簡単なんだよね。お風呂場で髪を洗ってる時に、心の中で「だるまさんがころんだ」って心の中で三回唱えると出てくるらしいよ。是非試してみてね」
私「試したくないよ…しかもそんな話を聞いたら、試そうとしなくても思っちゃいそうじゃん…ほんとやめて…」
試すはずがない、そう思っていましたが、体とは別に、頭や心はコントロールできませんでした。
その日、お風呂場で頭を洗っていると、昼間にA子と話した内容が自然と浮かんできました。
私「試すはずないじゃない」
と口に出しますが、頭の中ではあの言葉が思い出されます。
私「いや、考えたくない‼︎」
言葉で言っていても、あまりに虚しく、そして無力でした。
「だるまさんがころんだ…」「だるまさんが…ころんだ」「だ…るま…さんが…ころんだ…」
思っていないのに、考えたくないのに、心の中で唱えてしまいました。
私「大丈夫、だって単なる噂話だもん」
そう言い聞かせ、頭を流そうとシャワーへ手を伸ばしたその時です、鏡の中の自分と目が合いまし た。
私「なんだ…やっぱり何も起きないじゃん」
ほっと胸を撫で下ろしました。ですが、自分の隣に写る影に気づいてしまいました。
髪が長く、青白い顔をした女性が私を睨みつけてきます。
その女性は、両手・両足がなく、まるでだるまのような格好をしていました。
②お前は誰だ⁉︎
俺はある時、バイト先の先輩からこんな話を聞いた。
「鏡の自分に向かって「お前は誰だ⁉︎」と問い続けると気が狂う」というものだった。
俺は好奇心旺盛であり、気になったことはなんでも調べたり試すタイプだったため、その日から試してみた。
ちょうど家には大きな姿見の鏡があったため、その鏡を使うことにした。
○一日目
鏡の前に立ち、写った自分に向かって問いかけてみる。
「お前は誰だ⁉︎」
…何も変わった様子はない。
俺「それもそうか。一日で変化はないよな。もう少し試してみるか」
俺は、「お前は誰だ⁉︎」と問いかける以外にも、「好きなものは何か」「あの番組どう思う」などの日常会話を試みる。
返ってくるはずもない答えを待つのはひどく寂しかった
俺「とりあえず、毎日30分くらい続けてみるか」
○三日目
そんな調子で早三日。特に変わった様子はない。
俺「変わったことと言えば、鏡の自分に話しかけるのに違和感がなくなったことくらいか。続けたら気が狂うというけど、側から見たらもうすでに狂って見えるよな」
などと毒を吐きながらも継続
○一週間経過
鏡の中の俺と話していると不思議な気持ちになってくる。
頭の中では、「自分」であることを認識しているが、「自分じゃない」と思えてくる。
ちょっとした表情の変化や仕草が他人のものに思えて仕方がない。
俺「あれ…俺ってこんな顔してたっけ…⁉︎これは…俺⁉︎」
○二週間経過
この時からだと思う。鏡の中の俺と会話が成立するようになった。
時には笑って、時には喧嘩をして、部屋には自分しかいないのに、他人がいる感覚。
頭の中がぼーっとする。俺は…おかしくなっているのか⁉︎
○三週間経過
鏡の中の俺はどこでもついてくるようになった。電車に乗った時も、トイレやお風呂にも、雨の日なんて離れずに付いてくる。
気持ちが荒む。イライラが止まらない。感情が抑えられない。
俺に対して怒鳴っても、俺は激しく応戦してくる。
いつでも、どこでも、なんじでも
俺は離れてはくれなかった。
○四週間経過
俺はなんでここにいるんだろう。何をしてたんだ。お前は誰だ。俺は誰だ。
俺ってなんだ。
③紫の鏡
「紫の鏡」というのは、「成人式までこの言葉を覚えていると危ない」という都市伝説になります。
具体的には、「呪われる」「死ぬ」など不吉なもののほか、「不幸になる」「結婚できない」などが広まっています。
呼び方としては、「パープルミラー」「紫鏡」などありますが、全国的に有名な都市伝説の一つです。
それでは、何故成人式まで覚えていると危ないのでしょうか?有名な話を二つ紹介します。
手鏡を紫の絵の具で塗った女の子の話
病に伏せがちな成人間近の少女がいました。その時も病院での生活が余儀なくされいたそうです。
そんな時、両親から手鏡をもらいました。ですが、少女は何故かその手鏡を絵の具で紫に塗ってしまいました。
塗ってから少女は後悔します。すぐに落とそうと、タオルで拭いたり洗剤で洗ったりしましたが落ちることはありませんでした。
その日を境に少女の体調は悪化し、成人式を迎えることができずに亡くなってしまいました。
少女の今際の際の言葉が「紫の鏡」だったとか。
交通事故で亡くなった友人の手鏡
私の友人は、成人式の目前で交通事故で亡くなってしまいました。
友人は普段から紫色の手鏡を大事に扱っていたため、棺には遺品としてその手鏡が納められていました。
同級生の一人はそれを見て、「手鏡なんて持ち歩いているから鏡に魂を吸い取られたんだよ」と悪態をつきました。
翌日、友人の棺の中から、大事にしていた紫色の手鏡がなくなっていたのです。探しても見つかりませんでしたが、成人式当日、何故か悪態をついた同級生の部屋からその手鏡が出てきたのです。
会場に来るはずだったその同級生は失踪し、現在も行方不明になっているとのことです。
以上の話から、「紫の鏡」という言葉を成人式までに覚えていると、危ないと言われています。
紫の鏡という言葉が忘れられない時の対処法
「ピンクの鏡」「白い水晶」「ホワイトパワー」
この言葉を覚えておくと、紫の鏡の呪いを打ち消すことができるそうです。
まとめ

日常生活に溶け込んでいる鏡には、恐ろしい側面があった
お風呂場では決して「だるまさんがころんだ」と唱えてはならない
成人式まで覚えていると危ない言葉があった
以上で、【都市伝説】鏡にまつわる怖い話三選‼︎わかりやすく紹介しますを終わります。
他にも、【あなたは信じますか?】合わせ鏡とは何か?都市伝説も合わせて紹介という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読ください。
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