あなたは年末の大掃除、捗っていますか?
一年の汚れを落として、家も心もスッキリとした状態で信念を迎えるのはとても気持ちいいですよね。
ですが、忙しい年末、友達付き合いや飲み会、仕事納めのために多忙なことと思います。
大掃除は後回しにしがちですよね。
今回は、年末の大掃除をする理由と、大掃除をしてはいけない日、間に合わせる方法を紹介したいと思います。
年末の大掃除

ではまず、大掃除をする理由から見ていきましょう。
大掃除をする理由
古くに遡ると、平安時代から恒例となっていたそうです。
当時は神事(しんじ)としての意味合いが強く、年の終わりに歳神様(としがみさま)を迎えるために、失礼がないよう家の中を清める必要があるとされ、年末に大掃除を行ったそうです。
また、宮中では煤払い(すすはらい)という、一年の煤を払い神様を迎えるという行事が行われていました。これが年末の大掃除の由来となっているそうです。
なので、大掃除を年末に行う理由は、歳神様を迎えるために、家の中を清めなければならない、ということですね。
大掃除をしてはいけない日
大掃除をするということは歳神様を迎える準備でしたね。ですが、大掃除をしてはいけない日があります。紹介しますね。
それは、12/29、12/31、1/1となり、この日に大掃除をすると縁起が悪いと言われています。
12/29⇨この日付に含まれる「9」という数字は「苦」とも捉えられるため、縁起が悪い
12/31⇨歳神様を迎える準備をする日のため、歳神様に対して失礼にあたる
1/1⇨歳神様を迎える日のため、掃除をしてしまうと、せっかく迎えた歳神様まで掃き出してしまう
また、12/31に掃き掃除をすることを「掃き納め」と言います。
12/31に掃除が残っていても、掃き掃除のみにしましょう。
大掃除を間に合わせる方法
それでは、大掃除を年を超えるまでに間に合わせる方法を紹介します。
上記の大掃除をしてはいけない日は、間違ってもしないようにしてくださいね。
1.まずは準備
兎にも角にも、まずは準備から抑えましょう。スムーズに物事進めるときには、準備は欠かせませ ん。
必要な準備期間も頭に入れてスケジュール管理を行います。
では、具体的にどのような準備をすればいいのでしょうか?
①掃除場所のチェックリストを作成する
②スケジュールを作成する
③必要物品を揃える
①掃除場所のチェックリストを作成する
まずは掃除場所を選定しチェックリストを作成する必要があります。
大掃除は1日にして成らずという言葉があります(今作りました)。
家の様々な箇所を掃除するため、一日では掃除を完結させることはできない、ということわざですね(今考えたんですけどね)。
そのため、一日一日区切って長い期間作業を行うことになります。
一度した場所でももう一度してしまったり、忘れてしまい掃除を行えないなんてことも考えられますよね。
また、家族で掃除箇所を区分けすることも可能となるので、効率的・能動的に行動するために、掃除場所のチェックリストを作成するというわけです。
では、どういうふうにチェックリストを作成すればいいのでしょうか?
簡単です。大項目、小項目に分け、箇条書きで書いてしまいましょう。
例えば…
という具合に、各部屋、浴室、トイレなど大項目で仕分けした後、掃除を行わなければならない箇所を箇条書きで書き込みます。
この際、書き漏れには注意しましょう。換気扇などは台所というイメージが強いですが、浴室やトイレにも設置してありますし、他にも忘れやすい箇所はあると思います。
実際忘れてしまっても焦らずに、書き足せばいいので気は楽ですよね。
②スケジュールを作成する
掃除場所のチェックリストができれば、スケジュールを作成しましょう。
スケジュールは、作成したチェックリストに追記で記入すれば簡単です。
「何月何日」に「何処の箇所」を「誰が掃除する」まで具体的に書き込みましょう。
作業効率がupします。
またスケジュールを作成するだけではなく、掃除を行った後は、終了した項目に「○」や「✔︎」でもいいのでわかりやすく印を付けましょう。
チェックをし忘れると、2回掃除してしまうような二度手間になりますよ。
まあ、とても綺麗になりいいかもしれませんけどね。
③必要物品を揃える
掃除する当日になって、「雑巾がない‼︎」「洗剤がない‼︎」「ゲキ落ち君が…」などならないように必要物品は揃えておきましょう。
掃除中に必要物品がないことに気付いたり、使っていた洗剤が切れてしまうと、途中で買い出しに行かなければならなくなり集中力も途切れてしまいます。
ただ、必要物品を揃えるのに時間がかかるケースもありますので、その時間も考慮に入れてスケジュールは作成するようにしてくださいね。
2.let’s大掃除
実際に大掃除を始めましょう。あとはあなたのやる気次第です。
ですが、少しでもあなたの力になれればと、気持ちながら掃除のコツを記載しておきますね。
それは、上から下、奥から手前に掃除をしてください。
これだけです。
床を掃除した後に天井や蛍光灯、壁などを掃除したとしましょう。そしたら埃が落ちますよね。
床を掃除したのにその上に埃が…完全に二度手間となります。
他にも、床を掃除した後に、冷蔵庫を移動させて、その下を掃除したとしましょう。ですが、冷蔵庫を動かしたということは、冷蔵庫に付着している埃も一緒に動くということです。
…また床を掃除しないといけなくなりましたね。
こういう二度手間を防ぐために、掃除は、上から下、奥から手前に行うことが鉄則となります。
まとめ

大掃除は古くは平安時代に行われており、歳神様を迎えるための神事となっていた
大掃除は、効率的・能動的に動くために、準備は必要不可欠
大掃除の鉄則は、上から下、奥から手前
以上で、【大忙し】年末の大掃除をする理由と大掃除をしてはいけない日、間に合わせる方法を紹介しますを終わります。
他にも、【一年の締め括り】大晦日とは何か?大晦日の過ごし方もわかりやく解説という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読ください。
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