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【身体に良い⁉︎】断食の方法、身体へもたらす影響をわかりやすく徹底解説

時計や日にちを気にしている女性人体の不思議

 あなたは絶食・断食(以下断食と記載)という言葉を聞いたことはありますか?

 ダイエットの方法などで聞く機会が多いと思います。

 ただ、断食と聞けば、「食事を摂らない過酷なダイエット」というイメージが強いですよね。

 大丈夫です。正しい方法で行えば、身体へは良い影響も出るんですよ。

 今回は、断食の方法、身体へもたらす影響を解説したいと思います。

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断食の方法

断食している男性

 それでは、断食の方法から解説します。

 断食には2種類の方法があります。

 それは、短期断食と長期断食です。

短期断食の方法

 短期の断食は、「ファスティング(fasting=断食する、絶食する)」や「プチ断食」とも呼ばれています。

短期断食の方法

①朝食だけを抜く半日断食
②1日1食=食事感覚を24時間空ける1日断食

 どちらも断食期間は16〜24時間程度となります。

 数字で見ると難しそうに感じますよね。でも実際はそこまで我慢は必要ないかもしれませんよ。 

①朝食だけを抜く半日断食

 夕食を19時に取ったとします。22時に寝て、次の日の6時に起きる。健康的ですね。8時間も寝ると十分睡眠が取れて日中の集中力・判断力も存分に発揮できるでしょう。

 ただ、そこに少しの断食を加えるだけです。朝ごはんを抜いちゃいましょう。

 最後にご飯を食べたのは、昨日の19時…朝食を抜いて、昼食を食べるのが12時と仮定すると…

 それだけで16時間以上の断食が成功しています。

 断食を朝に設定するだけで、一食抜くだけのお手軽断食になりましたね。

②1日1食=食事感覚を24時間空ける1日断食

 あなたも、日常生活で、忙しくて朝から晩までご飯を食べる時間がなかった、または食べることを忘れていた、という経験はありませんか?

 もちろん、意識して断食するのですから、多少の我慢は必要ですよ。でも、食事を摂らなかった経験があるのであれば、そこまで気苦労する必要もないかもしれませんね。

 ※断食といっても、水分は摂取してください。身体は、一日程度なら、体内に蓄えられているエネルギーで生活できますが、水分は体内で生成することができないため、脱水症状の危険など、生命の危機に瀕してしまいます。

 酵素ジュースなどは、身体に栄養も取り込めてお勧めですよ。

短期断食のメリット

 プチ断食が体にもたらす最大のメリットとなるのは、「オートファジー」を利用することができるからだと思います。

オートファジー

細胞内の古いタンパク質が除去され、新しいものに作り替えられる仕組み

 空腹の時間が続くと、身体は生存するために、体内にあるものでタンパク質を作り出そうとします。

 その過程で、細胞が内側から生まれ変わります。

オートファジーの効能

糖尿などの生活習慣病
がん、アルツハイマー型認知症
感染症の予防
老化防止・美肌効果

 ただ、このオートファジー、断食16時間を超えないと作用しません。

 何故なら、身体や細胞が強い負荷やストレスを受けても生きていけるように体内に組み込まれた仕組みが、オートファジーとなります。

 なので、細胞が飢餓状態・低酸素状態になどに陥った時に活発化するのです。

 つまり、16時間の空腹の時間を作ることで、オートファジーの恩恵を受ける方法が、「プチ断食」となります。

長期断食の方法

 長期断食は、身体に負担をかけないように【減食⇨断食⇨回復食】という流れである程度の日数を使用して行います。

 期間は、1週間、2週間、1ヶ月など様々です。

 1ヶ月で想定して考えてみましょう。減食の日数を1日としても、単純に考えれば、半分半分の、断食2週間、回復食2週間となりますが、断食を2週間行う人は少なく、一般的に7〜10日ほどだそうです。

長期断食の方法(10日仮定)

○1日目(減食期間)
普段と比べると、やや空腹感は勝るものの、身体・精神的にはさほど変化がない
○2〜3日目(断食期)
酵素ジュースのみ飲料。内臓が休息を取ることができます。デトックス作用から、好転反応(皮膚炎・頭痛・発汗・眠気・吐き気など)が出る方もいます。
○4〜7日目(断食期)
酵素ジュースのみ飲料。腸内に溜まっている宿便が排泄され、便通・便秘が解消します。体が軽くなり、精神的にもスッキリするそうです。また、体重も減少しますが、個人差はあります。概ね、2日で1Kg目安でしょうか。
○7〜10日(回復期)
消化のしやすいものから口にしていきます。お粥から始め、低カロリーな食事を徐々に摂ります。味覚が敏感になっているので、シンプルな味付けなものでも、満足感を味わえるそうです。この時期が長期の断食では最も重要と言われており、食べすぎてしまうと、デトックス効果やダイエット効果も台無しになるため注意が必要です。ポイントは、徐々にです。

 断食中は無理をせず、体調管理に留意し、目標達成可能な範囲で行いましょう。

 酵素ジュースやお粥、梅干しなど、必要な栄養を補いがながら行うので、さほど空腹感はないそうです。

 また、短期の断食で、身体のだるさや眩暈、立ちくらみを感じる方も、長期の断食では体調が徐々に安定する傾向にあります。

 脳の働きが高まり、集中力や記憶力が高まるだけでなく、聴覚や嗅覚などの語感も研ぎ澄まされるそうです。

 また、埼玉県には、断食道場「リフレッシュの森」という断食を専門家の指示のもと行える施設もありますので、興味がある方はご利用されてみてはいかがでしょうか?リンクを貼っておきますね。

断食道場リフレッシュの森

断食のメリット

体重計と、腹囲測定

 頑張って断食を行うにしても、メリットがないとなかなか頑張れないと思います。

 断食には様々なメリットがあり、頑張る活力になると思いますので、どうぞ最後までお読みください。

メリット

①デトックス作用
②免疫力UP
③自律神経が整う
④基礎代謝が向上
⑤肌のアンチエイジング

①デトックス作用

 食品添加物や化学物質など、普段の食事にて胃腸への負担が大きくなっています。

 胃腸には、消化や吸収だけでなく、排泄を行うための重要な臓器になります。この臓器が弱ると、便秘や代謝が落ちてしまいます。

 断食にて一定の期間、胃腸を休まれることにより、腸は修復と回復にエネルギーを使います。

 これによって、体内に滞っている便や毒素を排泄するので、普段は排泄できない老廃物もデトックスできるのです。

②免疫力UP

 病原菌が体内へ侵入する中で、最も侵入しやすいのは、口からと言えるでしょう。

 食事や飲み物などに菌が付着していると、腸管から体内に取り込まれてしまいます。しかし、腸管には、全身の70%を閉める免疫細胞であるリンパ球が集まっているので、この菌に対しても対処することが可能です。

 断食によって腸内環境を整えることができるので、免疫細胞も活性化し、免疫力が高まるということですね。

③自律神経が整う

 自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。

 交感神経⇨ストレスの多い状況や緊急事態に際して身体の状態を整える

 副交感神経⇨日常的な状況下で体内の機能を制御する

 腸の蠕動運動(腸管が収縮、弛緩し、腸の内容物を移動させる働き)は副交感神経に支配されています。

 身体や精神がストレスを抱え込んでいると、交感神経が優位働いてしまうので、便秘になりがちに。

 断食で自律神経を整えて、蠕動運動を活性化させましょう。

④基礎代謝の向上

 基礎代謝とは、安静にしている状態であったとしても、脳の活動、呼吸や心臓の動き、体温の維持、内臓の活動などの生命活動に使用されるエネルギー代謝のことを言います。

 基礎代謝の他には、「活動代謝」と「食事誘発性熱生産」というものがあります。

 「活動代謝」⇨体を動かすことによって消費されるエネルギー
 「食事誘発性熱生産」⇨食事したものの消化に使われるエネルギー

 代謝の種類としては、基礎代謝を入れた3種類となります。

 その中でも、基礎代謝は全体の消費エネルギーが60〜70を占めていると言われています。

 なので、基礎代謝を上げると、太りにくく、リバウンドしづらい体になるでしょう。

⑤肌のアンチエイジング

 腸内環境が整い、便秘も解消することで体内の毒素も排泄できるようになります。

 腸内に溜め込まれた便は、有害物質を発生します。その有害物質は、腸壁から血液に取り込まれることで、血流が悪化し、肌色が悪くなったり、吹き出物ができてしまいます。

 なので、断食により腸内環境が健全化すると、美肌の効果があるのです。

 また、腸内には女性ホルモンに似た働きをする物質も存在しています。この物質は、コラーゲンの生成や、骨粗鬆症の予防にも効果的な働きをします。

まとめ

太陽に向かって喜びを表現する女性

断食には短期と長期がある
断食は臓器を休ませることができ、オートファジーの恩恵も受けられる
無理のない程度に必要な栄養、水分補給を忘れずに

 以上で【身体に良い⁉︎】断食の方法、身体へもたらす影響をわかりやすく徹底解説を終わります。

 他にも、【本当?】コーヒーを飲むと眠れなくなる?【何故?】などの記事も用意していますので、興味がある方は是非ご一読ください。

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