画面の前のあなた‼︎夢は見たことがありますか⁉︎
海賊王になりたいとか、火影になるとか、巨人を駆逐したいとか…
そういう野望的なものではなくて、睡眠中に見る夢のことです。
何故夢を見るのか?現実ではあり得ないような夢を見るのには何か理由があるのか…
今回は、「睡眠中に何故夢を見るのか?」夢のメカニズムを元に解き明かしたいと思います。
夢のメカニズムについて
それでは、何故夢を見るのかを説明しましょう。
夢の正体は脳の記憶整理
脳は、睡眠中に今まで見聞きして体験した情報を整理します。脳の中には記憶を保持する引き出しのようなものがあり、その引き出しを使って、「子ども時代」「学校時代」「大人時代」「友達」「家族」「恋人」などのジャンル別に整理します。
ジャンル分けされた引き出しから、記憶を引っ張り出したり、まとめたりする過程を脳の中で再生されることで、見る事ができるのが夢だそうです。
人それぞれ生まれてきた環境や成長過程が違いますから、見る夢の背景や登場人物、シチュエーションが違ってくると言う訳ですね。
摩訶不思議なストーリー
夢というものを何故見るのかはわかりました。ですが、ストーリーに一貫性がなく、体験したこともないような夢を見るのは何故なのでしょうか?
夢は、引き出しから記憶を引っ張り出したり、まとめたりする過程で見ると言うことを説明しました。
ですが、引き出しから引っ張り出すときに、特定した記憶を全て引っ張り出したり、その記憶のみを整理するわけではないのです。
例えば、「友達A」の記憶を整理するために引っ張り出したとしましょう。ですが、「友達A」の記憶全てを引っ張り出すのではなく、断片的に引っ張り出して整理してしまうのです。
また、「友達A」の記憶のみを整理するのではなく、「子ども時代」や「恋人」の記憶も同時作業で整理するのです。
つまり、過去の記憶や直近で経験した記憶が結びつくことで、ストーリーが摩訶不思議になるわけです。
また、漫画やテレビなどに夢の内容が左右されることもあるため、体験した事がないことや、現実では考えられない夢を見ることもあるそうです。
夢は一回の睡眠で3〜5回見ている⁉︎
一回の睡眠にて、平均3〜5回の夢を見ているそうです。何故全て覚えていないのでしょうか。
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠という2種類睡眠を90〜120分周期で繰り返しています。
なので、6〜8時間睡眠を取ると、4〜5回の睡眠周期となるわけですね。
レム睡眠、ノンレム睡眠ともに夢を見るそうです。
レム睡眠の時は、「脳が働いている状態」です。なので、ストーリー性があり、夢の中での経過時間も長く、鮮明に物事を見る事ができるので、目覚めた時にも内容を思い出しやすいです。夢を覚えているときは、レム睡眠の時に見た夢の可能性が高いと言えるでしょう。
逆にノンレム睡眠の時は、「脳が休んでいる状態」です。ですが、ノンレム睡眠の時にも夢は見ているそうです。
ただ、ぼんやりとしたイメージや音などの感覚を中心とした断片的な夢になる傾向が強く、ストーリーがあったとしても、全体として短く脈絡がない特徴があります。
また、レム睡眠時に見た夢は、その後にくるノンレム睡眠にて忘れてしまいます。なので、レム睡眠の時に起きた場合は夢を覚えている事が多いと言うことです。
ですが、レム睡眠の時の起きても、全ての夢を覚えいているわけではなく、忘れてしまうことも多いでしょう。なので、覚えていても一個の夢だけと言うことは非常に多いのではないでしょうか。
また、せっかく覚えていても、朝の支度で忙しかったり、ふと考え事をした時など、ちょっとした拍子に忘れてしまうこともありますよね。
なんとももどかしい気持ちになりますが、脳が一生懸命整理してくれているのを盗み見ていただけと捉えるなら、多少は解消するのではないでしょうか。
まとめ
睡眠中に、脳が整理している記憶を盗み見てしまうのが夢
夢は古い記憶や直近の記憶を結びつけてしまうため、ストーリーが摩訶不思議になる
レム睡眠中に覚醒すると、夢を覚えいてる事が多い
以上が、夢を見るまでのメカニズムになります。
これで、【摩訶不思議】睡眠中に何故夢を見るのか?わかりやすく徹底解説を終わります。
他にも、【寝ている間も楽しく】見たい夢を見る方法をわかりやすく徹底解説という記事もあるので、興味のある方は合わせてお読み下さい。
コメント