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【昼寝は健康良い⁉︎】昼寝の重要性とは⁉︎わかりやすく徹底解説

昼寝している女人体の不思議

 幼稚園や保育園にはお昼寝の時間がありませんでしたか?それは、昼寝が発育に重要な役割があるとされているからです。

 睡眠中は、成長ホルモンが多く分泌されます。また、幼稚園や保育園で長時間過ごすことにより感じるストレスや疲労を回復させることも目的の一つです。

 他にも、記憶を整理したり、リラックスさせる目的もあります。

 ただ、昼寝が必要なのは、何も子どもだけじゃないんですよ。

 今回は、大人でも昼寝が重要な役割を果たすと言うことを、画面の前のあなたと一緒に見てきたいと思います。

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昼寝の重要性

眠い男

 それでは、何故、大人になっても昼寝が重要なのか、まずは昼寝の必要性から見てきましょうか。

昼寝の必要性

 現代社会においては、昼寝の必要性が認知されつつあります。先程、幼稚園、保育園を例に挙げましたが、小・中・高の学校や、企業でも昼寝の時間を取り入れているところも多くなっています。

 こう言った社会的風土からも昼寝の必要性を計り知ることができますね。

 では、何故昼寝が必要とされているのか、その理由を説明しますね。

昼食の後は集中力が低下する

 昼食の後は眠気から集中力が散漫になることはありませんか?それには明確な理由があります。

 「全身の血液が胃腸に集中し、消化吸収を助ける働きをするため、脳の血流が少なくなる」

 身体と言われています。脳の血流が少ないと、しっかりと働ける細胞も少なくなるため、集中力が落ちると言うわけですね。

睡眠不足

 昼間に眠くなる理由として、睡眠不足も挙げられるでしょう。何故なら、日本人の平均睡眠時間は6時間27分となっています。成人に必要な睡眠時間は7時間30分と言われています。

 詳しくは【結局何時間⁉︎】睡眠時間は何時間がいいの?短くても長くてもだめ?わかりやすく徹底解説

 こちらの記事を参照ください。

 睡眠時間が足りなければ、記憶力や注意力が低下して、昼間に眠くなるのも頷けますね。

糖の過剰摂取

 普段、私たちの身体は、血糖値の変動に関して、インスリンの働きによって一定に保たれています。

 ですが、糖の過剰摂取によってインスリンの働きが追いつけない場合、細胞に糖を取り込めなくなります。所謂高血糖状態ですね。

 食後に急激に血糖値が上がると、インスリンが多く分泌されることにより、反動で血糖値が急激に低下します。

 そうなると、低血糖状態になり、食後に倦怠感や強い眠気を感じることがあります。

昼寝の効果

 ここで、昼寝の効果について説明します。意外と良いことばかりなんですよ。

昼寝をすることにより得られる効果

①学習能力・記憶力の向上
②覚醒作用
③認知症の予防

 順に説明していきましょう。

学習能力・記憶力の向上

 身体が睡眠を求めている状態だと、集中力、記憶力、判断能力など、脳が十分に働くことができずに様々な機能が低下してしまいます。

 先程挙げた、学校や企業で昼寝の時間を取り入れているのは、こういった脳の機能を取り戻し、作業効率を上げる側面があるからですね。

 また、睡眠は身体や脳を休ませるだけではなく、脳内の情報を整理し、記憶を定着させる役割も担います。

 人は、1日の出来事を、次の日には74%忘れてしまうそうです。それを忘却曲線といいます。

 脳に効率的に記憶していくためには、日々の積み重ねと、必要量の睡眠が不可欠と言うことですね。

覚醒作用

 睡魔が襲ってきた時は、どうやって眠気を覚ましますか?

 有名なのは、コーヒーを飲んだり、ガムを噛んだりですね。

 昼寝も同様に、適度な睡眠を取ることで脳は覚醒し、リフレッシュすることができます。また、昼寝だけではなく、夜勤などの長時間労働の際にも、仮眠を取ることで同様に覚醒作用を得ることができますよ。

認知症の予防

 昼寝を30分未満で取っている人は、昼寝の習慣がない人に比べると認知症の発症率が約7分の1まで下がると言う結果が出ているそうです。また、30分〜1時間の昼寝を取っている人でも、発症率が半減しているとのこと。

 認知症の予防にも効果があるとは思いもしませんでしたね。

昼寝の適切な取り方

 昼寝を取ることで様々な恩恵を得られる事はわかりました。では、適切な昼寝の取り方とはどういったものでしょうか?説明させてもらいます。

適切な時間

 適切な睡眠時間は12時〜15時の間に15〜30分とされています。理由としては、レム睡眠とノンレム睡眠が深く関わっています。

レム・ノンレム睡眠とは

レム睡眠⇨脳が働いている状態
ノンレム睡眠⇨脳が休んでいる状態

ノンレム睡眠はステージⅠ〜Ⅳ レム睡眠はステージⅤ

 入眠後、5分は浅い眠りとなっており、5分を過ぎるとステージIIとなり、徐々に深い眠りへと移行します。

 20分を超えるあたりからステージⅢへと移行し出します。

 ステージⅡで起きるのがベストとなります。ステージⅢを超えると、脳が深く眠るため、そのタイミングで起きても、倦怠感や眠気は残ります。

 ですが、ステージⅡで起きると、脳は十分休むことができ、スッキリと起きることができるからです。

 ステージとかややこしいと思った方もいるとは思いますが、15〜30分の間が効果的と覚えてください。

仮眠前にカフェインを取ると効果的

 カフェインは身体に吸収するまでに時間がかかります。摂取した後に睡眠を取り、寝ている間に血中のカフェイン濃度は高まるため、カフェインの覚醒作用と合わさり眠気がスッキリと解消されます。

長い昼寝はNG

 30分以上の昼寝はNGです。ノンレム睡眠のステージⅢに移行されるため、眠りが深くなり過ぎてしまいます。

 その分疲れは取れますが、起きた後も眠気は残ったままです。さらに、日中に必要以上に疲れをとってしまうと、夜間帯の睡眠の質の悪化にもつながります。

まとめ

昼寝している男

昼寝は、学習能力・記憶力が向上し、作業効率UP
昼寝の適切な時間は15分〜30分
昼寝の取り過ぎはNG

 以上で、昼寝の重要性について紹介しました。

 意外と、知らなかったということが多いのでは?

 他にも【本当⁉︎】22時に寝ると肌にいい⁉︎睡眠のゴールデンタイムをわかりやすく徹底解説

 という記事もありますので、興味がある方は合わせてお読みください。

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