ジャンケン豆知識
私たちの生活の一部となっている「ジャンケン」…あらゆる物事の取り決め、権限の奪首、遊戯に至るまで多種多様な用途で使用されています。ある一場面では、争いの収束の為に用いられる効率的な争いの手法として…またある時は欲しいおやつを合理的に奪い取ったり、外食の会計時に財布を鞄から出す行為を回避する為に使用したり…日常生活を如何に有意義なものにできるか…否‼︎生涯を如何に幸せに過ごせるかがこの「ジャンケン」に掛かっていると言っても過言ではないと言えるでしょう。ここでは、皆様の幸せの為に活用することのできる「ジャンケン必勝法」をお届けしたいと思います。
※確実な勝利の方法ではなく、あくまで勝率を上げる方法であり、場所、人、条件により勝率は変動します
他の記事も気になるという方は、下記の記事を参照ください。
【必勝法】あっち向いてホイの必勝法をわかりやすく徹底解説
ジャンケンとは
ジャンケンとは、「グー」⇨握り拳 「チョキ」⇨ピースサイン 「パー」⇨手を開いた状態
というそれぞれの手の形を「石」「ハサミ」「紙」などの物に見立て、どの形を出したかで相性を図り勝敗を決する遊びです。
ジャンケンの語源には近世に中国から入った拳遊び(けんあそび)の一種で、拳遊びには「本拳」「虫拳」「狐拳」「石拳」など数種類があり、日本では「石拳」が残り、ジャンケンとなりました。「石拳」⇨じゃくけんと呼び、じゃくけんがじゃんけんに変化したという説が有力です。他にも諸説ありますが、中国から流れてきたのは間違いなさそうですね。
また、日本では「ジャンケン」の他に「じゃいけん」や「いんじゃん」など地域によって呼び方の違いがあります。他にも「ジャンケン」の派生として「グーパー」「あっち向いてホイ」「大阪ジャンケン」など多種多様に展開されています。
出す手と確率
ジャンケンとは「グー」「チョキ」「パー」の三種類で構成されている遊びです。三種類あるのだから、確率は3分の1と思っていないですか?これは数字上の話であり、実際行っているのは人間であるため、その時の心理状況で数字は偏ります。ある統計によると初手に出す手の確率は以下になります。
「チョキ」⇨31.7%
「パー」⇨33.3%
2回連続で同じ手を出す確率⇨22.8%
グーが一番多い理由としては、最も作りやすい手ということに加えて、グーの意味する「拳」は勝利に繋がりやすいとイメージできるからだと言われています。チョキは形を作るのが少し面倒なので、確率が低くなるのも頷けますね。
ジャンケン必勝法
確率必勝法
ジャンケンで勝つ確率を少しでも上げる為にはパーを出せばいいことがわかりました。では、もし「あいこ」になってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。答えは簡単です。
これによって飛躍的に勝率を上げることができます。例えば、最初にパーであいこになった場合は、次はグーを出してください。これは、2回連続で同じ手を出す人が少ないことを逆手に取った方法となります。パーが連続でない場合は、残りはグーかチョキとなります。グーとチョキの可能性が高い時に、グーを出しておけば最低でもあいこになります。
心理的必勝法
気の強い人や中年男性はグーを出す確率が高いと言う説もあるそうです。また、女性に比べると男性の方がグーを多く出す傾向があるそうです。さらに「最初はグー!じゃんけんポン」を強くはっきりいうことによって、相手が力んでグーを出してくる確率が高まるという方法もあります。
血液型別必勝法
血液型と性格や人柄は密接に繋がっているという説はよく聞きますよね。実際のところは不明ですが、ある一定層信じている人がいることもまた事実です。ジャンケンにも血液型によって好む好まないの手があると言われています。世迷言や妄言だと仰られる方もいるとは思いますが、話のネタ程度に読んでみてください。
初手グーを出しやすい血液型
A型もしくはB型に多い。努力家、堅実派、几帳面のA型、勝ち気な性格だが、曲がった事が嫌いで我が道を進むB型に多い傾向があります。
初手パーを出しやすい血液型
O型が多い。楽天的で物事に執着しない人が多いイメージですね。好き嫌いがなく、誰にでも社交的に接する一方、少しおっちょこちょいな面も。気分屋でもあるので気まぐれで別の手を出すこともあるかもしれせん。
初手チョキを出しやすい血液型
A型、AB型に多い。思慮深く慎重に物事を進めるタイプであるため、策略家な一面もあり考えて手を出す傾向にあります。
上記は世迷言や妄言の類ですが、ジャンケンの前に相手の血液型を聞いてみるのも一つの手かもしれませんね。
その他の必勝法
先見せ方法
「最初はグー、じゃんけんポン!」の「じゃん」のタイミングで相手にさり気なくチョキを見せ、「ポン」でグーを出します。相手は見せられたチョキにつられてチョキを出すので自分が勝ちます。これは咄嗟の場面で相手の行動を模倣してしまうという人間の心理を突いた手法となります。
ジャン・ケン!必勝法
「最初はグー、じゃんけんポン!」と発声し行うのが普通のジャンケンですよね。この方法はそれを逆手に取った方法となります。「最初はグー」「じゃん」『けん!』で勝負に持って行きます。『けん!』で勝負を着けるのです。「ポン」は発声しません。『けん!』で終わるのです。なんて卑怯な戦法でしょうか。相手は納得せず再戦を申し出るかもしれません。もしかしたら卑怯を理由に反則負けなんてことにもなり兼ねません。ですが、実際に行ってみてください。100%勝てます!何故なら、相手は「ポン」の発声があると思い手を考えている最中での勝負となるわけです。ジャンケンの特徴として、「最初はグー、じゃんけん…」までの間は拳の形はどうなっていますか?グーですよね?そうなんです。グーなんです!ということは、『けん!』の時点で相手はグーを出しているんですよ!100%!パーを出せば勝ちという寸法なわけです。ただし、この方法、少しコツがあります。それは、あたかも「けん!」で勝負を決するという雰囲気作りです。これには3つの手法を用います。
相手に掛け声をされると「ポン」まで行ってしまいますので必ず自分で掛け声を行いましょう。間違っても「ポン」まで発声しない。
「じゃん」と「けん」の間に一呼吸置くことで、相手に「けん!」で勝負を着けることを印象付ける事ができます。あたかも最初から「けん!」で勝負が着くのが当たり前かのように振る舞う事が大事ですね。
やや大きく体を動かしオーバーリアクション気味に手を出しましょう。これで相手も「けん!」で勝負が着いたと言うことを認識することでしょう。
なんともニッチな手法ではありますが、これが本当のジャンケン必勝法でしょうか。
まとめ
あいこで出した手に対して負ける手を出す
相手の性格、血液型により出す手を予測する事ができる
先見せ必勝法、ジャン・ケン!必勝法などのテクニックがある
ジャンケン必勝法の解説は以上となります。それでは皆様、良きジャンケンライフを送れるよう祈っています。
他にも、暇つぶし⁉︎いえいえ、本気です。しりとり必勝法という記事もありますので、興味がある方は是非ご一読ください。
その他
「グーパー」
「グー」と「パー」のみを使ったジャンケンです。3人以上の集団で、チーム分けを行う時に使用します。人数が多かったり、特定の人数などの条件により「グーチョキパー」の3グループに分ける方法もあります。
「あっち向いてホイ」
2人でジャンケンを行います。その勝敗が決まった直後、「あっち向いてホイ!」の掛け声の後、負けた方は上下左右のいずれか一方へ顔を向け、勝った方は上下左右のいずれか一方を指で指します。顔を向けた方向と指を差した方向が一致すると指を差した方の勝ちとなり、一致しなかった場合ジャンケンからやり直し、勝敗が着くまで行う遊びです。
「大阪ジャンケン」
「大阪じゃんけん負けるが勝ちよ!じゃんけんポン!」と言って普通にジャンケンをするのですが、その言葉通り負けた人が勝ちという普通と反対のルールとなります。現在は知名度から大阪のみで行われているということはなく、全国的に行われていますが、「大阪ジャンケン」と呼称せずにジャンケンを行い、勝敗に応じて「大阪ジャンケン」だと言い張り勝敗を有耶無耶にされることもあるのだとかないのだとか…
コメント