あなたは怖い話は好きですか?
老若男女、一度は見たり聞いたりなど、怖い話に触れる機会はあるのではないでしょうか。
そんな中でも「配信者の怖い話」は舞台としてはメジャーと言えるでしょう。
今回紹介する配信者の怖い話は「心霊スポット」です。
夜中に読むのはおすすめしません。
何故なら、眠れなくなっても責任は取れませんから…
それでは、ごゆっくりお楽しみください。
他の怖い話も気になるという方は、下記の記事を参照ください。

【怖い話】配信者の怖い話「心霊スポット」

寂しかったんだ。
ずっと一人で、誰からも相手にされなかったから。
誰かと話したいのに、誰かと一緒にいたいのに、みんな私から離れていく。
何でなの…人は、誰かの傍に居ないと辛いんだよ?
みんなは…そうじゃないの?
私は…すごく辛い。
だから、どうやったら、みんなと繋がれるのかを考えたんだ。
そして、決めた。
現実で仲良くなるのが難しいなら、それ以外の方法を試すしかない。
みんなと繋がるために、寂しい思いをしないために、私は一歩を踏み出す。
もしかしたら失敗するかもしれないし、思ったような成果は得られないかもしれない。
でも、今はこれ以外可能性が考えられないから…
始めてみルことにした。
私は、配信者になる。
「ハーイ、今日も始まりました〜心霊ミNight〜」
「みんな〜元気してる〜私は元気だよ〜」
「今日は、某所にあるホテルの廃墟まで来ていま〜す」
「車で来れるのはここまで見たいだから、ここから歩きかな…」
「見ての通り、雑草が伸びに伸びきってるのが少し不安だけど、頑張って進んでいくね‼︎」
「あ〜、それと、みんなも来てくれてありがとね‼︎こんなに最初から来てくれるなんて思わなかったよ〜」
「事前に告知しててよかった〜」
「ん?あぁ、そうでしょ?」
「廃墟だからね。虫とから出てくると思って、長袖着てきたんだ〜。草は予想外だったけどね。気温落ち着いてきたし、大丈夫だよ」
「でしょ?新しくかったんだ〜かわいいよね。安かったんだよ、このパーカー」
「それじゃ、進んで行きますか〜」
「ん?」
「白い人影が見えるって?」
「もうやめてよ〜まだホテルに入ってすらないよ⁉︎」
「そんな人影なんて見える…わけ…」
「…ほら、いないじゃん⁉︎」
「もう、やめてよ‼︎」
「そういうのは、もっと後半でやってよね‼︎」
「って、違うか」
「ほら、もう‼︎進むよ」
「っていうか、本当にこの草…邪魔だな…」
「画面のみんなには見えにくいと思うんだけど、しっかりとホテルまで道が通ってるんだけど…」
「草が伸び伸びで道を塞いでるんだよね…草しか見えないでしょ?ごめんね、もう少しの辛抱だから…」
「…と、わぁ…雰囲気あるな…」
「ね?案外早く草道を抜けられて良かった。けど…」
「ここに…今から入るのか…」
「び、びびってないよ‼︎」
「びびってない‼︎」
「やめてよ‼︎もう‼︎いつもそうやって煽るんだから‼︎」
「あ、わかった〜みんなも実は見るの怖いんでしょ〜」
「そうやってすぐ反応しちゃうんだから、当たらずも遠からず、ってやつ?」
「冗談冗談、ほら、行くよ?着いてきてね」
「…目の前まで来ると…やっぱり雰囲気感じるな…」
「扉も当たり前に開いてるし…というか、片方どこいったんだろ…」
「嵌め込まれてたガラスも当然のように割れてる…割られてる?から…聞こえる?」
「このガラスが踏まれて割れる音…」
「画面越しに見えるかな…」
「エントランス、って言うのかな。窓から月明かりが差し込んで、青白く光ってるよね…」
「空気も澄んでるような気がして逆に気味が悪いよ…」
「べ、別に怖くないよ‼︎」
「大丈夫。」
「ソファーとか机もそのまま置いてるね…」
「流石に…座る気にはなれないな…」
「ソファーなんて足一本取れちゃってるし…」
「ここが…受付だよね」
「書類とかは置いてないけど…」
「ここで大勢がチェックインしたんだろうね…」
「あ、奥に階段があるよ…上はやっぱり…客室かな…」
「ん?」
「…やめた方がいい?」
「え?何?」
「…」
「白い人影が見えた?」
「や、やめてよ…」
「確かに、後半にって言ったけど…」
「せめて客室に上がってからとか…」
「そ、そうだよね…見えてない人の方が多いよね…」
「もう…びっくりさせないでよ…」
「うん。ごめんね。さっきの人も、少し取り乱してごめん。うん。気をつけて進んでみる」
「階段は…やっぱり少し老朽化してる…」
「手すりもなんかガサガサしてるし…何より、軋む音がすごい」
「まるで…後から誰かが着いてきてるような…」
「…嫌な想像しちゃったな…」
「2階に上がってきました…」
「見えるかな?」
「潰れる前はすごい綺麗なホテルだったんだろうね…」
「廊下に並んだ客室の反対側は綺麗に窓が並んでるんだもん」
「今は月明かりが不気味に感じるけど、きっと朝日とか夕日とか…綺麗だんたんだろうな…」
「ん?」
「少し元気が無くなってきたんじゃないかって?」
「…そうなの。少し疲れてきちゃった…」
「ほら、この通り」
「どう?化粧とか崩れてない?」
「驚きすぎて変な汗かいちゃってさ〜」
「秋口だからって、やっぱり長袖はやめた方がよかったかな?」
「髪も一生懸命頑張ったのに、もうクシャクシャのジメジメだよ〜」
「だけど、あともう少し」
「元気出していくから、みんなも着いてきて…」
「ん?」
「逃げて…?」
「え…?何?」
「みんなして…どう…」
「離れ…て?」
「白い…人影…?」
「そ、そんなの…」
「いる…わけ…」
「…」
「…」
「…」
「あーーーーー、亜ーーーーー、アーーーーー」
「コレデハイシンヲオワリマス」
「ハーイ、今日も始まりました〜心霊ミNight〜
「みんな〜元気してる〜ワタシは元気だヨ〜
まとめ

「幽霊なんていなかった」本当に、いなかったのだろうか
気づいていないだけで、向こうは気づいているのかもしれない
廃屋や廃墟など、老朽化が進んでいるため、無闇に踏み込むべきではない
以上で、【怖い話】配信者の怖い話「心霊スポット」を紹介※眠れなくても責任取れませんを終わります。

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