あなたは怖い話は好きですか?
老若男女、一度は見たり聞いたりなど、怖い話に触れる機会はあるのではないでしょうか。
そんな中でも「車の怖い話」は舞台としてはメジャーと言えるでしょう。
今回紹介する車の怖い話は「後部座席」です。
夜中に読むのはおすすめしません。
何故なら、眠れなくなっても責任は取れませんから•••
それでは、ごゆっくりお楽しみください。
他の怖い話も気になるという方は、下記の記事を参照ください。
【怖い話】車の怖い話「後部座席」

車の後部座席ってさ、怖いよね。
夜なんかは特に、ね。
運転席側はさ、ヘッドライトとか、カーナビとか、色んなメーターとかで明るく見えるけど、後部座席には光が届かないんだ。
対比、っていうのかな。
前方は明るくて•••後ろが暗い•••
置いていかれるっていうか、後ろに広がっている、暗闇に吸い込まれるような感覚になるんだよね。
だから怖い。
それを、子どもの頃なんかは必要以上に怖がっていた覚えがある。
もちろん、「暗くて怖い」なんて単純な理由もあったりはしたけど•••
あったんだ。
「後部座席は怖いんだ」
そう思うに値する、決定的な出来事が•••
これは、五感が、いや、第六巻が研ぎ澄まされている子どもだからこそ、経験できた恐怖体験なのかも知れない。
夜遅く•••と言っても、子どもの時の体感だから•••
多分、21時とか22時くらいかな。
何分、何年も前の話でうろ覚えなんだけど•••多分、両親と車で遠出した帰り道のことだったと思う。
山道を通っていた時にそれは起こった。
両親は運転席と助手席で他愛のない話をしていて、僕は後部座席で横になり眠っている。
どこのご家庭にもある、お出かけ帰りの風景だろう。
一つ、違うことがあるとすれば、それは「何かを轢いてしまった」ということだ•••
ドンッ
大きな物音と、決して小さいとは言えない衝撃が車を揺らした。
「うわぁ」とか「きゃっ」みたいな情けない声を聞いた気もする。
僕は突然の出来事に海老が身体をすばやく丸めるがように、足と頭がくっつくんじゃないかってくらいの勢いで跳ね起きた。
両親は、「何かぶつかった」「怖い。急に飛び出してきた」なんて話してはいたけど、そのまま車を走らせていた辺り、今思えばそこまで気にしてなかったんだろうと思う。
僕はその会話を聞いて、すぐにリアガラス(車の後ろの大きい窓ガラス)に目を向け、轢いてしまった物を確認した。
すでに•••見えなくなっていた。
「たぬきか何かかな•••」
なんて両親が話していたけど、僕には正体がすでにわかっていた。
だって•••聞こえたんだ。
僕がリアガラスを確認したと同時に•••
「ニャーーーー」
って。
姿自体は見えないのに、はっきりと聞こえた。
その鳴き声からは、怒っていたり、泣いているような感情は感じ取れなかった。
ただ、無機質に聞こえるその鳴き声は、僕の耳元で力強く響いたんだ。
びっくりしてリアガラスから隠れるように座席に頭を沈めたけど、すぐに顔を上げることになった。
鳴き声の主がそばにいるかも知れない、そう思うと怖くて仕方なかったから。
恐る恐る後部座席全体を見渡す。
暗くて視認しづらかったけど、動物のような影は見えなかった。
両親に今の出来事を話した。当然の如く信じてはもらえない。
僕が駄々をこねるから、家に着くまでは、助手席に座るお母さんの膝に乗っていたのを覚えている。
それからだ、僕が後部座席に怖いという印象を拭いきれなくなったのは。
無理もない話だと思う。
だって、暗くて見づらいんだ。何かが居ても不思議じゃないよね?
まとめ

何かを轢いてしまった場合は、安全を確保して停止し、轢いた物を確認するべき
動物以外であったとしても、そのまま道路に放置されていれば事故につながる可能性がある
後部座席、誰しも一度は怖いと思ったことがあるのでは?
以上で、【怖い話】車の怖い話「後部座席」を紹介※眠れなくても責任取れませんを終わります。
他にも、【怖い話】車の怖い話「厳選4選!!」を紹介※眠れなくても責任取れませんという記事もあるので、興味がある方は是非ご一読ください。

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