スポンサーリンク

【七夕】七夕飾りには意味がある?願い事は何を書けばいい?その疑問にお答えします

ポップな七夕行事

 あなたは七夕の日はどう過ごしますか?

 七夕にちなんで飾り物を作りますか?それとも短冊に願い事を書きますか?

 一年に一度の慣れ親しんだ習慣…

 楽しみにしている人もいるでしょう。ですが、その飾り、どのような意味があるか知っている方は少ないのでは?毎年、願い事は何にしようか悩んでいる人も多いでしょう。

 今回は、【七夕】七夕飾りには意味がある?願い事は何を書けばいい?その疑問にお答えします

 七夕についてもっと詳しく知りたいという方は、下記の記事を参照ください。

スポンサーリンク

【七夕】七夕飾りには意味がある?願い事は何を書けばいい?

吹き流し

 それでは、まず七夕飾りには意味がある?からお話ししますね。

七夕飾りには意味がある?

漁師の網

 実は、七夕飾りにはしっかりとした意味があるんです。

 何気なく雰囲気がいいから飾られているわけではないんですね。

 では、一体どんな意味があるんでしょうか。下記にまとめてみます。

  • 折り鶴(千羽鶴)
  • 吹き流し
  • 網飾り
  • 財布(巾着)
  • 神衣/紙衣(かみこ)
  • 屑籠
  • 短冊

 順にお話ししますね。

折り鶴(千羽鶴)

「亀は千年、鶴は万年」というように、鶴は長寿を表します。

 折り紙で鶴を折ることで長生きできるように願います。

吹き流し(ふきながし)

 織姫にちなんで織糸を表しているそうです。

 裁縫が上達するようにとの願いも込められています。

網飾り(あみかざり)

 魚を取る時に使用する漁網(ぎょもう)を表しています。

 大漁などの収穫を願います。

財布(巾着)

 金運の上昇を願います。折り紙ではなく、本物の財布を飾ることもあるそうです。

神衣/紙衣(かみこ)

 折り紙などで作った人形、着物を飾ります。裁縫の上達、着る物に困らないように願います。

 また、人形が身代わりになり、災いや穢れを引き受けてもらうという意味もあります。

屑籠

 折り紙で折った屑籠に、七夕飾りを作った時に出た紙屑を入れて吊るします。

 整理整頓や倹約の心を育むという意味があるそうです。

短冊

 七夕はもともと機織りや裁縫などの物事の上達を願う行事のため、「○○が欲しい」「世界征服」などではなく、習い事などの上達を願う方が良いとされています。

 また、短冊は五色あり、それぞれに意味が異なります。

五色の短冊の意味

 短冊は「青」「赤」「黄」「白」「黒」の五色です。

 これは、中国の陰陽五行説という考え方が由来だそうです。

陰陽五行説(おんみょうごぎょうせつ)

自然界の全ての物は、「木」「火」「土」「金」「水」の5つに当てはめて説明する事ができるという考え方。

 他にも、この「五行説」は、人間が真面目に生きていくという意味の「五徳【仁・礼・信・義・智】」も当てはめられており、それぞれ色分けする事ができるとされています。

青(緑)⇨木【仁】
赤   ⇨火【礼】
黄   ⇨土【信】
白   ⇨金【義】
黒(紫)⇨水【智】

 となっています。

 各色の意味を下記に記します。

木【仁】⇨人間力を高める。徳を積む

火【礼】⇨祖先や親に感謝する気持ち

土【信】⇨人を信じ、大切に思う気持ち

金【義】⇨義務や決まりを守る気持ち

水【智】⇨学業の向上を願う気持ち

 そして、願い事にあった色の短冊に、願い事を書くことで叶いやすくなるとされています。

願い事は何を書けばいい?

赤い短冊

 上記にある通り、「どこかへ行きたい」「あの人と結ばれたい」などの欲望ではなく、「手芸を上手くなりたい」「料理を上達させたい」という自身の努力で叶えられる夢や目標を書くのが良いでしょう。

 その他には、七夕飾りでも祈願している「無病息災」「長寿祈願」や、七夕にちなんだ内容であれば大丈夫だそうです。

 具体的な内容を下記に列挙していきますね。参考になれば幸いです。

願い事具体例

少しでも家事ができるようになってお母さんを助けられますように

おばあちゃんが長生きしますように

家族みんなで今年も無事に過ごせますように

宿題を忘れることなくできますように

志望校に合格できますように

 陰陽五行説を取り入れて願い事を書くだけで、本当に叶いそうな気がしてきますね。

まとめ

短冊飾る

七夕飾りにはしっかりとした意味があった
短冊は色によって意味合いが違っていた
欲望に忠実に願うのではなく、自身の努力して叶う範囲の物を願うと吉

 以上で、【七夕】七夕飾りには意味がある?願い事は何を書けばいい?その疑問にお答えしますを終わります。

 他にも、【七夕】七夕にまつわる都市伝説、怖い話を4つ紹介します‼︎という記事もあるため、興味がある方は是非ご一読ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました