童謡「赤とんぼ」一度は聞いた方も多いのではないでしょうか。
この歌を聞くと、どこか寂しい気持ちになりますよね。また、夕焼け=夕方のため、遊びたくても帰らないといけない焦燥感と虚しさをよく覚えています。
さて、この「赤とんぼ」に怖い都市伝説がある、と言ったらどうでしょう。気になりませんか?
今回は、童謡「赤とんぼ」の歴史、歌詞の意味と都市伝説を紹介したいと思います。
他の童謡も気になる人は下記の記事を参照ください。
【都市伝説】いろは歌の歌詞に隠された怖い意味をわかりやすく徹底解説
赤とんぼの歴史
日本の古き良き童謡と言っても過言ではない「赤とんぼ」。どのような歴史があるのでしょうか。見ていきましょう。
1961年には「夕やけ小やけの赤とんぼ」という映画の挿入歌としても用いられました。
1965年にはNHKの「みんなのうた」でも紹介されたそうです。ここら辺から大々的に有名になったのでしょうか。
また、兵庫県たつの市には、赤とんぼの石碑が置いてあるそうですよ。
赤とんぼの歌詞
歴史はわかりましたね。気になる歌詞も見て見ましょう。
子どもの頃に歌った記憶はありますが、歌詞は全部覚えていませんよね…
というか、ちゃんと覚えていたのかも甚だ疑問ではありますが。
この歌詞は、作詞:三木 露風さんの故郷である兵庫県揖保郡たつの町で過ごした子ども時代のことを思って書いたそうです。
三木 露風さんは幼いながらにして壮絶な過去を経験しています。
以上を踏まえて歌詞を読み解いて見ましょうか。
簡単に要約すればこんな感じですかね。
この「お里のたより」という部分は、姐やからのたよりという説もありますね。
歌詞の意味が理解できると、唐突に悲しさが倍増しますよね。滲み出てくる哀愁が、みんなに愛される理由なのでしょうか。
赤とんぼ都市伝説
それでは、お待ちかね。赤とんぼの怖い都市伝説を紹介しましょう。
赤とんぼはゼロ戦だった⁉︎
ゼロ戦とは、日米戦争時に使用された神風特攻機、正式名称「ゼロ式艦上戦闘機」のこと
「負われて見たのは いつの日か」⇨特攻し帰れなかったので見ることができなかった
「夕焼け小焼けの 赤とんぼ」⇨特攻したゼロ戦が赤く燃え上がり、空を夕焼け色に染めた
と解釈すれば頷ける説ですよね。
他にも、米軍に負けて敗走中、味方の赤とんぼが撃墜され空が真っ赤に染まった様子を見たのは、いつの日だろうか…という説もあるそうです。
ただ、実際のところ、ゼロ戦を赤とんぼと通称することはなく、実際に赤とんぼと呼ばれていたのは、「九三指揮中間操縦練習機」という練習専用の機体らしいです。
神風特別攻撃隊第三次竜虎隊という特攻隊が、赤とんぼで演習を行なっていたところ、特攻命令が下ったことから混同した可能性もありますね。
姐やは嫁に行ったのではなかった⁉︎
歌詞にて姐やは嫁に行ったことになってましたが、当時の時代背景から、貧富の差は激しく、食料も今ほど豊富ではないため、今日の生活すら困窮する家庭も多かったそうです。
医療機関だけでなく、警察や法令もザルですから、口減らしのために人身売買なども行われていたそうです。
姐やは元々子守奉公ですから姐やの家はあまり裕福ではなかったと想像できます。当時の時代背景から読み解くと、もっと給料が高い家に身売りしたと考えても不思議ではないでしょう。
裏付ける内容として、歌詞の「お里のたよりも 絶えはてた」の部分。
姐やからの便りだとすると、結婚の場合は継続して届くでしょう。ですが、そうではなかったから、便りは絶えたのかもしれません。
まとめ
「赤とんぼ」は作詞:三木 露風さんの壮絶な子ども時代を描いた歌だった
様々な説はあるが、三木 露風さんにとって姐やは特別な存在
戦争に因んだ歌という説もあるが、都市伝説に過ぎない
以上で【都市伝説】童謡「赤とんぼ」の都市伝説をわかりやすく徹底解説を終わります。
都市伝説を紹介しましたが、正解は三木 露風さんのみが知るところ、と言った感じでしょうか。
明日の話題のタネ程度に嗜めてください。
他にも、【童謡の都市伝説11選‼︎】一挙紹介します‼︎あなたの知ってる歌も入ってます‼︎という記事も用意してますので、興味がある方は是非ご一読ください。
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